作句

2018-06-20 19:30:05 | 塾あれこれ
見なければよいものに限って目に入ります。
先日は新聞で、とある専門家が
「事実をそのまま記すのは"句"じゃない」
という趣旨のことを書いておられました。

どうせ句でオショーバイをされている方の
我田引水理論でしょう。

そもそも句に優劣をつけるなんて、どうかしてない?


朝陽を浴びる人はたいがい気持ちよく感じるでしょう。

その人が「朝陽はよい」と詠んだら上記の(専門家)
何と仰るでしょうね。

「そのままを詠むのは感心しない」とか
「同じ物がいくつも出来てはよくない」とか

私はそれには「どうかなあ」と思わざるを得ません。

平凡であろうが、事実のまんまであろうが
何が悪いのでしょうか?

気持ちが良いものは気持ちがよいのです。

何人も何人も「道が真直ぐで寂しくなる」と
詠んで何が悪いのでしょう。

一番の人だけに称賛される価値があるのですか?


ま、そんな世界もありうるかもしれません。

でも「気持ちよい朝陽」と大勢が詠う世界もアリです。

上から目線で専門家に否定される必要はないのです。

習い事感覚の句作や添削は良い加減にしませんか?

絵画の世界などでもそうなのでしょうね。


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