主催者発表、警察調べ・・その2

2012-07-23 18:14:50 | 塾あれこれ
「主催者の発表で千人、警察調べで五百人」
などと言われると、まるで、主催者が人数の水増をしているが
警察がキチンと調べたら半分しかいねえじゃないか、
・・・というふうに理解されやすいですよね。

多分、ン十年も前に、その表現では誤解を招きやすいと
主催者発表ン人、警察「発表」ン人と、「調べ」を
つけなくなっていたと思います。

ところが昨日当ブログで触れた、斉藤さんが引用された新聞
記事に「参加者数は主催者側(15~17万人)と警察調べ
(1万7千人)を併記」となっていました。

参加者数を書いた新聞も、書かなかった新聞もあるようで
上記は、朝日新聞が警察の数字だけを載せるようなことは
していなかったのでマシという文脈です。

それにしても「警察調べ」ってねえ。

オカミのすることは正しい!って未だに残っているようです。


ただし、主催者発表ってのも「本当???」という数字が
出てくることがしばしばありますよね。

よって、そのままは使いづらい、という理由が一つ
主催者ってのはサヨクだから信用ならん、数字を引用する
だけでケガレル・・・というのがもう一つの理由。
勝ち組メディアは大本営的な数字しか載せないのです。

主催者も、何でああなるのか、よく分かりません。
警察発表がつねに小さいので対抗してるのか
国民の見る目をバカにしているのか。
誇張すれば国民は信じると思ってるのかなあ。


重要な直接行動では、参加者数も大切な情報であるので
マスメディアが中立な立場でカウントすればよいのです。

「警察調べ」も「主催者発表」も共に怪しいのですから。

が、調べたところで「○○新聞調べ」という数字を出すことが
まずいという「政治的判断」や「営業判断」があるのでしょう。
だから日本のマスメディアはダメなんだよね。

自分の首を賭すようなバカはいないということでしょう。

その割に、政治的でないものや規模が小さな直接行動は
自分たちで測った数を言うのは何故なのでしょうか。


私が学生のころは、警察対主催者の数字は1:2とか1:3
くらいではなかったでしょうか。
先の6/29は10倍も違いますね、これは異常です。


広島でベ平連のデモがあった時です。
学生の私は実際に数えてみました。当然アバウトですが。

二千人くらいだったでしょうか。(広島では珍しく多い)

残念ながら警察発表の数字も主催者のも、記憶にないのです。
けれど警察「調べ」は大嘘だと思った記憶は鮮明です。
まさか、何で嘘つく必要があるの(・・当時の私のレベル)


何十年たっても日本は変わらないのかしら。
(違いが10倍ってのはひどいですよね。
 変わらないどころか、悪化してる?)
警察も主催者も、マスメディアも。

多少面倒だけれど、人数くらいきちんとカウントしろよな。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿