責任とれっちゅーの

2014-11-23 16:17:41 | 塾あれこれ
時の権力者が責任をとるってありませんね。

たとえば日銀の総裁が金融政策で失敗をし、
国民が苦しんでても、たぶん
「ごめんね」で済ますでしょう。

あとづけの理由はゴマンと用意してね。

「結果責任だから、私の当初の考えとは違ったが
 とにかく私が悪い」・・・なんて、ないない。

彼らが私財をなげうった、とか、自死したなんて
聞いたことがありません。

だからニヤついて記者会見ができる。
どうして異次元の緩和なんてリスクを冒すのに
緊張感のない、にやけ顔ができるのかなあ。

首相だろうが、財務大臣だろうが、同じ。

みなさんハッピーに天国へ行かれてるようです。
実は相当な馬鹿共なのか

少なくとも、悪いことをすると良い死に目に遭わない
なんて大嘘ですね。
アホな庶民の気休めでしかないようです。


こんな「異次元」の政治家や権力者に
あまり、過ぎる勝手は許されないぞ、というのが
選挙なのですが、何年たっても舶来の制度で
身についていない、というのが淋しいですね。

千光寺の動物園

2014-11-23 13:53:38 | 塾あれこれ
昔、尾道の千光寺に動物園があった。
半世紀以上も前の話です。

動物園といっても、ミニ。
大人なら歩いて5分もかからないものが、
山の斜面に段々畑風にできていました。

千光寺のちょっと下、天寧寺三重塔や
旧中村邸へ降りるまでの間にありましたね。

私の小さなころ、すでに廃園になったか、
ゆえに記憶がおぼろです。

何度も子供一人で行ってますから
入園は無料だったようです。
少なくとも子供は。


なぜ私一人かと言うと、地味だったから。

千光寺山は子供にとっての楽園で
スポットはたくさんありましたしね。

小さな変わり映えのしない動物園に
何度も足を運ぶ子のほうが変わっていたかも。
サル、タヌキ、・・・

私のお目当ては孔雀でした。

真直ぐに園を入った奥、右角にあり
たしか2羽がケージに棲んでいました。

私より背高く広げた尾羽の立派なこと
すうっと開いてゆく美しさ
広げたまま左右に体を向ける「踊り」

私が行っても羽を開かないときもあります。
物足りなかったですね。


あるとき孔雀のゲイジが空になっており
幾ら待ってもガランドウのまま。

この動物園の終焉を予告していたのかなあ。
小さくて地味だったがゆえに映えた孔雀

以降、あれほどの美しさには出会えません。

人は幼児期の記憶が一番美しいのと同じですね。