久しぶりの面々

2014-11-09 16:59:09 | 塾あれこれ
ご家族ご親戚には、まことに申し訳ないことながら
葬儀の場は邂逅の場でもあります。

何十年ぶりという方もおられます。
仕事場の同僚でも数年ぶり、という方も多い。

哲弘先生の話だけでなく、お互いの話なども交換します。

亡くなられる数週間前、先生にお会いした人もおり
その折の話も多少聞かせてもらいました。


仕事場の同僚はほぼ60代、若くて50代、それより若い人は
式場ではあまり見かけませんでした。

教え子となると、ぐんと若いですね。
中学生くらいの子もけっこう来ておられました。

しかし、同僚の歳をとったことといったら、
もちろん私も例外ではありません。

山口塾時代がウソみたいに、みんなシワシワ
80でも通る感じさえする人も。

加齢によるものもあるでしょうが
病気、そうまでいかずとも長年のハードワークが急に
表に出てくるのでしょう。

私の感覚でいえばサラリーマンは楽
塾の先生は、はるかにきつい。
(世間から笑われそうですが)

その中でも山口塾はハードだったのではないでしょうか。

だから「成功」した。

山口塾もハードさを競った世代から若者へ移行すると
「ふつーの塾」になっちゃったのですね。

まるで夏の花火のようにパッと咲いてすうーっと消えた
そんな印象です。


何がハードだったかというと、説明しにくいのですけれど
生徒に向かうときのテンションを24時間毎日保つことが
実はいちばん大変だったようです。

流川で酒を飲んで騒いでいても。

同僚がみんな競っていましたから(みんな敵だった)
上記のテンションを維持することは簡単とも言えます。
他塾の先生を見ると生ぬるかったですね。

そんなツケが年金をもらう年齢でやってくる。

私は塾の中心メンバーではなかったのですが、それでも
今年の春、ちょうど65歳でダウンしました。


みんな不健康にやせ、妙に皺ばかりが増え、
・・・ロックバンドなんか歳とっても格好いいけれど
塾の先生あがりは冴えません。