鮨処・ひと志

2014-03-11 16:51:09 | 食べる
もっと敷居が高いかと思った。
綺麗な店ですが気楽です。

ミシュランガイド広島が出た頃、あれやっぱり一つ星じゃん
と予約の電話をしましたが、本が出たら、予約できるワケが
ありません。

ご縁がないね、きっと高級な店だよ、と
意識から外れてしまいました。

ところが最近『旬菜蔵』のご主人がHPで誉めてる、
これは一度覗くべきだと思った次第です。

例によって、店の細かい紹介などは他人様の評判を
チェックしてください。

なかなかです。

寿司屋って高いだけの処も多いですがCPその他
結構でした。

昼3千円のコースに私だけ酒を一本(獺祭)
これが1200円しましたが、燗など上手いものです。


寿司そのものは私が好きな小ぶりな握りです。

(大ぶりがお好きな人ごめんなさいって感じ。
 近頃のデカサは異常ですぜ)

特にづけと穴子が好きな味ですね。

ただし穴子は尾道の『八栄亭』(廃業)のほうが上。
もっと「ふうはり」してました。

全体に若干濃い目の味つけ。
ギョクも甘さがほんの少しだけ強い。
・・これらは好みですがね。

茶碗蒸しはこころもち塩が強いかな。
赤だしもそう。

ええっと。
上記は敢えて言えばという話です。
文字にするともの足りないように読めますけど。


一つ、言いたいこと。

ご主人も良い方のようです。
サービスが満点。

寿司屋のオヤジって怖いのがいますからね。

でも、ノーガキが多いのでそこをできればもう少し。


これで終わったらご主人に叱られますね。

「赤だし」
これは美味いものでした。

特に高級魚の骨その他でとった出汁は何にも代え難い。

最近味噌汁にはウルサイのですが、満点の味!
塩が少々と書きましたがあえての言です。

私は伏高の羅臼か尾札部、いずれも一等検を水出汁にし
あえて鰹節は使わず、無添加煮干しの水出しと合わせ
金沢の「ひしほ」をひと垂らし、味噌は岩手・佐々長の
本蔵出しを使います。
ある意味、簡単に超旨くなります。

外でも「自分のほうが美味い」と思ってきましたが
『ひと志』の赤だしは別物の世界でした。

クリミア侵攻

2014-03-11 09:44:01 | 塾あれこれ
先に今回のロシアの「クリミア侵攻」は
国際的には許されないことであると書きました。

またここは安倍外交の腕の見せ所になりうる、とも
書きました。
(難しい外交になる、とも)

ただ「クリミア侵攻」そのものはトンデモナイ暴挙
ということを、あまり強調していませんでした。

たしかに、フルシチョフがウクライナに編入し
歴史的にはそんなに時がたっていません。

住民もロシア系が多い。
今回のプーチンを支持する人も多いでしょう。

しかしながら武力で解決はありえません。
(米も露もさんざんやってきたことですが)

例えばもし対馬にどこかの住人が増え、その意向が
あるからと、軍隊がやってきたらどうでしょう。

関西でも○○地区だけ共和国宣言をし軍事支配の上
「住民投票をするから」では、済まされませんよね。

新大久保だって尖閣だって北方領土だってどこも
問題は共通しています。

いかに暴挙であるか。

繰り返しますがプーチンのやり方が通用するなら
日本でも同じことが起きる可能性があるということ。

それにしては日本のマスメディアも、のんびりです。


ここはロシアに堂々「正論」をぶつけるチャンスでも
あるのです。

日本はこういう場合にどうするか、基本戦略が・・・
無いようですね。

アメリカの後について似た言葉をくりかえし
影の小さな部分ではロシアの顔も立てる。
姑息。


勿論、外交は報道される部分だけのことではありません。

日本も水面下で何かしているかも・・・ですが、どうかね。

ことは対米にも対欧州にも言えることです。
安倍政権へのあちらの見方が妙にならないようにしなければ
なりません。

手は打っていますかね。


しかしながら北方領土解決のチャンスでもあります。

表向き対露経済制裁を打ち出しながら
裏でガス開発強化を進める、くらいは普通の外交ですが。