山口塾forever

2011-07-11 11:56:43 | 塾あれこれ
泣きそうでした。

「ボクもここにいる皆も山口塾のおかげで現在があります。

 今はそれぞれが信じる道を歩んでいますが、その大元は
 塾長から学んだことです。

 塾長が播かれた山口塾の種が今(みんな年はとりましたが)
 しっかりと根付きました。

 塾を拓き、やりたいことをしつつ、なお潰れたものはいません。
 教えていただいた多くのことはしっかり受け継いでおります。
 
 本当に、ほんとうに、有難うございました。」

山口塾に雇って頂いていた者たちが塾長(恭弘先生)夫妻と
食事を共にする小さな会がありました。

そこで談笑の途中で高○先生が塾長に感謝を述べられ
私も同じことを思っていたので、じーんときちゃった。

5つの塾が集まったわけですが、それぞれが自分の思う仕事をし
そしてその中に山口塾が脈々と生きています。

生徒に全力でむかうこと。
彼らのためなら自分の本音、思うことを1000%ぶつけてよいのだ

みんな説教するときに
「ええか、きみらは」と塾長のマネをしつつ(あんたちらー、ねー)
「○○じゃないんか。それが分からんのならいつでも塾を止め!」

隅っこの先生までが生徒に「やめろ」と言える体制を維持できた
その組織は今思うと珍しいことではないでしょうか。
下手をすると講師の好き嫌いでバラバラになってしまいます。
しかし各自個性を競いながら向かう道は一つだったのですから。

(やはり教育を)とか(いや受験がメイン)とかこのレベルでは
さまざまな意見を戦わせつつ。

この5塾だけでも細かな点では考えが合わないことも多いのです。

でもだから今、しっかりとDNAを受け継ぎつつあると思います。
5塾とも、どこか似ているのです。

感謝はいくら申し上げても足りません。

山口先生の播かれた「塾というものは」ということへの
ひとつの答えは長く引き継がれるに違いありません。
生徒にも講師にも。

・・・ずっと反抗し続けた問題児の私が保証します。


一年後までにはまたやりたいね、
今回、岡山から幹事をして下さったN山先生の言葉です。


PS
山口塾の長所短所は形に残りにくいものだと思います。
秘密を(たいしたものはないかな?)知りたければ
カリキュラムや教材ではなく、人材に尋ねることです。

その方が教える気になっていれば、の話ですが。

在籍していた人物でもズレたのはいますから要注意。
たとえ「位」が上でも。


モノを介して推察されても見抜くことは難しいでしょう。


中にいた人間でないと分からないかもしれませんねえ。
大したことはないと片方では思いつつも、です。