子供の人生に応援を

2010-09-19 11:14:07 | 塾あれこれ
商売めいたタイトルですね。
何が何でも受験を、ということではありません。

無理のない範囲で受験も視野に入れるというご家庭で
「破壊された価格」の比重をどれほどにみるか。

同じサービスならば安いのがラッキー
という方も多い時代になっているようです。

値段は見えますがサービスは見えません。
そこで、合格実績とか率とか友達情報やクチコミ
これらを参考にします。

もちろん大いに参考にはなりますが
(怪しい実績には注意しましょう)
大切なことは、その子にとってのサービス。

これを他人の場合と同じに見たてて
○○塾なら何%で通る、というのは大丈夫でしょうか。

「よその子は通るがお宅は?」ではありません!!
(・・ちょっこし、アリですが・・・)

同じテストで同じ偏差値を出していてもA塾なら通り
B塾なら落ちるということはあります。
もちろん、人によりその反対もあり得ます。
(この二つがおきる確率は同じではないでしょう)

結果は参考にはなりますが、一人のかけがえのない人生。
同じサービスだと推測するのは乱暴ではないでしょうか。

ましてや、価格を圧倒的に優先させて塾を考えるのは
私には考えにくいことです。

経済情勢が厳しい時代ですから安い方がよいのは当然。
ただし「同じサービス」かどうか。
実力は塾との相性で伸びたり伸びなかったりします。

これらを判断するのは保護者の大切な仕事ですね。

子供がいうから仕方なくどこか安い所へ、なんて最悪。
行かさないで学校だけという方がよほど宜しい。

進学塾でバリバリ出来ている子など、実は学校だけでも
受験で結果が残せるハズです。
が、現在はそういう子の絶対数が少ないので説得力に
欠ける話になっています。

もちろん、反対に月謝が高ければよい塾か、
これも怪しい場合があるようです。
特に、合わないと云う意味でね。


もうひとつ。

早くに諦める親が多い時代になっているようです。
では他に誰が応援してくれると云うのでしょう?

子供への最大の投資は「親の心」です。
けっして、あきらめられませんよう。

とはいえ、無理押しになると、これが最悪。
難しいですね。