ねこ寝ぼける

2008-03-25 10:53:11 | 塾あれこれ
ナショナルジオグラフィック3月号に「動物の知力」
という記事がありました。

まだまだ認知されることの少ない学問分野ですが
それでも確実に進歩しているようです。

ニューカレドニアカラス、オランウータン、ゾウ
シクリッド、ヨウム、ヒツジ、ボーダーコリー
イルカ、カラス、タコ、ボノボ、アメリカカケス
などなど知らないことも多く面白い記事です。

ボノボのカンジくんのように超有名な話もあるし
ちっとも知らなかった・・とか、本当?とかね。

我々が今までに思っていた以上に動物は知能が高い
ことが分かってきつつあるようです。

あるボーダーコリーは300語以上の単語を認識
できるそうです。
アメリカカケスは仲間を騙す知能があります。

知能が高くても、とある個体だけの特殊な能力で
あるかもしれず、ただ単に芸を教えているだけと
いうこともあるかもしれません。

けれど実は今まで学問が進んでいなかっただけで
動物の脳も思われている以上に発達しているらし
いことが見えてきつつあるのです。


動物も長く付き合うと様々なことが分かってきます。

ネコも日本では家への出入り自由の形で飼う事が多く
イヌと比べ、言うことをきかないとか、野生が残るとか
言われてきました。
家から外へ出さないようにすると色々なことが分かって
きます。
案外に知能が高い。
言われてきたことは付き合う時間の少なさゆえです。
もちろん(残念ながら)犬ほどではないようですが。

我が家の二匹のネコは同じときに生まれた姉妹
やっと目が見えるころにもらってきました。
それ以来全く同じように育てたはずですが随分と
違うオトナになりました。

性格も趣味もかなり違うのです。
片やカレー粉大好き、片やオリーブオイル。
ブログのネタがないときにまた詳しく書きますが
何がキッカケなのだろう?というくらい違います。
それだけでも知能が案外高いことを覗わせますね。

どうも、片方が頭が良さそうなのですが(ごめんね
カラチャン)近未来予測の能力差からくるようです。
その場の状況で、次はどうなるという読みが鋭い。
もう一方は後からついてゆきます。

上記のカケスのように、遊ぶときには相手を騙す
行動もします。2匹が交互にですが
扉の影で待っていて、通りかかると「わっ」
相手を驚かせて喜んでいます。
仕掛けた方が逆に待ち伏せをくうこともあります。

細かく話をするとたくさんありますが
いったん今日の話を終わります。

長く付き合っていると知能が分かってくること。
個体差などは慎重に考えるべきこと。
決して擬人化などしてはいけないこと。

こんなことを考えながらネットにあふれている
ペット情報を整理するだけで学問が出来そうな
気がするのですが・・

(寝ぼける話まで到達しなかった・・)