教育が右往左往を繰り返し深刻ぶっては責任転嫁

2008-03-14 10:00:31 | 塾あれこれ
昨日はさすがに落ち着きませんでした。
みんな最終的な第一志望に受かってくれました。
とりあえず一年終わりましたね。


さて一昨日の続き。
NHKの先の番組については後ほど触れるとして
まず
「では現状で良いというのか」について。

例によってまず一般論から始めましょう。
(生徒ならここで「え~!!」)

現状がうまく行っていないからといって
闇雲に別を、というのは効率が良くありません。

まず現状を分析しなければいけません。
同じテツを踏まぬようにしなければ。

何をどのようにしてきたか
何がよくないか
何をできなかったか、していないか。

急がば回れといいます。
考えが不十分なまま「新しい試み」をしてみるから
右往左往になるのです。
新しいと思っていても同じ穴のナントヤラなんて
こともよくあるようです。

ゆとり教育への切り替えも
そこからの修正も
わーわーと騒いでいるだけに聞こえます。
「大変だ、急げ!」


分析には時間もかかることでしょう。
けれど、今目の前にいる子をどうするという課題は
緊急を要しますね。

緊急だから修正をしてみるというのは愚策です。
兵力の逐次投入のようなものですから。
急ぎならば抜本的な変革をしなければなりません。
微調整ならやらない方がましです。
(明らかなミスの修正は別ですが)

現在の学校教育が抱える問題や生徒の「学力低下」
これらに直ぐ効く特効薬は学校にはありません。
積年の弊ですから。

百年以上も前の方向付けに問題があったのですが
現代になって問題が深刻になってきたのです。


救いは「全く違うシステム」にあります。
つまり塾での教育です。
(大きく出ましたね)

ただし受験請負専門業ではダメでしょう。
傾向と対策しか能が無いのですから。
(しかし、CMで流すことかねえ・・)

学校の授業をコピーするだけの塾もダメでしょう。

話がデカくなりすぎてしまいました。
突然そんな話を持ち出しても説得力がないですか?

明日はより具体的な話をします。
下手な話ですが多少はご理解いただけると思います。
諦めないでお付き合い下さいますようお願いします。