珍しく塾のブログらしいことを書きます。
そもそも名前を出すブログはコンプライアンスの
関係もあり、自塾の話ができません。
そうでない一般論は書いてもつまらないし。
それで通常は塾の仕事の周辺ばかりを書いていますが
教育の考えがないと誤解を受けないように
たまにはマジメに書いてみますね。
○
先週の土曜日にNHKが教育に関する特番を放映して
いました。生放送。
途中から見たのですが、例によってあまりにヒドク
塾の側からひとこと述べたくなりました。
それぞれの方のご意見、とかいってNHKは逃げる
でしょうけれど、責任はありますよ!
◎
現在、塾の仕事がらみでム?と思うのが東京の和田中
の試みです。
塾の力を借りようという話に塾の側からイチャモンを
言いづらいですけれども。
和田中の取り組みを評価する場合
新しいことに取り組むのはよいことだ、という意見が
あります。
これは???ですよね。
現在学力において困っている状況にあるから、打開
するための挑戦は何はともあれ良いことだ、
という考えです。
これは無条件に良しとできる話でしょうか?
私は違うと思います。
挑戦とは確かに耳に入りやすいものです。
でもリスクに言及が無いことがウサンクサイ。
そのチャレンジが子供にとってはたして良いことか
保証はないのです。
部分的なデータは上げておられましたが、都合のよい
ところを言われているようでしたね。
○
信念はあるでしょう。モチロン。
でもそれは保証にはなりません。
失敗した多くのケースは信念を持って行われています
から。
ゆとり教育でも「信念」はあった。
○
現在、閉塞しているからとりあえず何でもよい
とは言えません。
自分自身のことならば保証が無くてもおやりになって
構わないでしょう。
けれども、教育は他人に影響を与えることです。
子供が実験台にされるオソレがあります。
そういうことに言及しないからアヤシ~
万一思い至らないのであればアブナイ!
一人ひとりの子供にとってはたった一度の人生です。
その大事な時期、保証の少ないことにチャレンジさせ
られては堪りません。
高校受験だって人生の岐路になりうることです。
もちろん、取り返しのつく失敗も多いのですが、
そうでない場合のリスクも考えねばならないのです。
○
学校の先生だってしょせん他人です。
根拠が無いことを教育で行ってはいけません。
他人が最後まで責任をとれますか?
さしせまった必要があって「塾を導入する」のか?
中学生に正確な判断を下せる説明があったのか。
部分的なデータではなかったのか。
必要以上の期待を抱かせることになっていないか。
気に入らなければ参加しなくて良い、だから構わない
というものではありません。
やはり公教育の場ですから。
学外の有志が行うとはいかにも言訳めいていました。
◎
すぐに反論が出そうですね。
「では、あなたは現状でよいのか?」
「上手くいってないことを子供に押し付けるのか!」
これはとても短絡的な反応です。
明日続いて説明します。
そもそも名前を出すブログはコンプライアンスの
関係もあり、自塾の話ができません。
そうでない一般論は書いてもつまらないし。
それで通常は塾の仕事の周辺ばかりを書いていますが
教育の考えがないと誤解を受けないように
たまにはマジメに書いてみますね。
○
先週の土曜日にNHKが教育に関する特番を放映して
いました。生放送。
途中から見たのですが、例によってあまりにヒドク
塾の側からひとこと述べたくなりました。
それぞれの方のご意見、とかいってNHKは逃げる
でしょうけれど、責任はありますよ!
◎
現在、塾の仕事がらみでム?と思うのが東京の和田中
の試みです。
塾の力を借りようという話に塾の側からイチャモンを
言いづらいですけれども。
和田中の取り組みを評価する場合
新しいことに取り組むのはよいことだ、という意見が
あります。
これは???ですよね。
現在学力において困っている状況にあるから、打開
するための挑戦は何はともあれ良いことだ、
という考えです。
これは無条件に良しとできる話でしょうか?
私は違うと思います。
挑戦とは確かに耳に入りやすいものです。
でもリスクに言及が無いことがウサンクサイ。
そのチャレンジが子供にとってはたして良いことか
保証はないのです。
部分的なデータは上げておられましたが、都合のよい
ところを言われているようでしたね。
○
信念はあるでしょう。モチロン。
でもそれは保証にはなりません。
失敗した多くのケースは信念を持って行われています
から。
ゆとり教育でも「信念」はあった。
○
現在、閉塞しているからとりあえず何でもよい
とは言えません。
自分自身のことならば保証が無くてもおやりになって
構わないでしょう。
けれども、教育は他人に影響を与えることです。
子供が実験台にされるオソレがあります。
そういうことに言及しないからアヤシ~
万一思い至らないのであればアブナイ!
一人ひとりの子供にとってはたった一度の人生です。
その大事な時期、保証の少ないことにチャレンジさせ
られては堪りません。
高校受験だって人生の岐路になりうることです。
もちろん、取り返しのつく失敗も多いのですが、
そうでない場合のリスクも考えねばならないのです。
○
学校の先生だってしょせん他人です。
根拠が無いことを教育で行ってはいけません。
他人が最後まで責任をとれますか?
さしせまった必要があって「塾を導入する」のか?
中学生に正確な判断を下せる説明があったのか。
部分的なデータではなかったのか。
必要以上の期待を抱かせることになっていないか。
気に入らなければ参加しなくて良い、だから構わない
というものではありません。
やはり公教育の場ですから。
学外の有志が行うとはいかにも言訳めいていました。
◎
すぐに反論が出そうですね。
「では、あなたは現状でよいのか?」
「上手くいってないことを子供に押し付けるのか!」
これはとても短絡的な反応です。
明日続いて説明します。