人間以外の動物は言葉を持ちません。
ここで食べようね、なんて言わないでカップルは
機嫌よくお食事中です。
飛び立つときも下りるときも言葉では伝えられません
から、同時に同じ事をイメージしているのか?
ちょっとした信号を交わしているのか。
合図だけで、いつ飛ぶか意思統一できるのであれば
野球などのサインプレーはいかにも下等ですね。
「あそこへ降りよう」を目配せで?知らせるのも至難
のワザでしょう。
目じゃなくて風切羽か何かだとカッコいいかな。
渡り鳥が編隊で飛行するときに空気抵抗が大きい場所
を入れ替わりながら飛びますね。
どんな意思決定をしているのでしょう?
人間など言葉で確認していても間違えるのにね。
◎
我々にはまったく分からない世界です。
言葉なしでは何もできないし、感じる事すらできませ
ん。
熱したヤカンに手が触れればとっさに引きます。
そのあとで「あちっ」と言います。
熱いと口に出して初めて、熱かったのだ、と思います。
お腹がすいても
「腹減った」と言葉が浮かんでいます。
口に出したとたんに減るなんてこともあるくらいです。
言葉なしのままの状態が長い、ということはないのでは
ないでしょうか。
○
人間には言葉にならない感覚も少し残ってはいます。
背後の人の気配、などですね。
ふっと感じます。
でも直ぐに言葉が追いかけてきます。
言葉ナシの世界は想像できませんね。
◎
動物は言葉ナシで生きています。
考えることすらします。
ネコは獲物を先回りして待機します。
遊んでいるときでも、ビー玉が家具の下に
入って手が届かない・・
反対に回ってみたりいろいろ工夫しますね。
この程度の思考ならば言葉なしでやってのけます。
時おりはご近所で寄り合いまで開いていますね。