小論指導も偏ってない?

2007-07-04 10:59:55 | 塾あれこれ
人間は相対的な評価しか出来ません。

あらゆる神様がそうおっしゃっていますし、
20世紀になってアインシュタインもゲーデルも
そう説いたそうです。
(↑難しいので分かった顔はしません。)

食のプロがジャガイモで間違えたのは神様を忘れた
現代人の気質ゆえかもしれませんね。
不完全性理論とか相対性理論とか勉強しなくても
神様を意識していれば「絶対」と思いあがらなくて
すみます。

バカな金もうけに走らなくてもすむという御利益も
えられます。

神様がゼッタイなのが困るのではありますが。


勉強方法も一緒です。
絶対的なものなどありません。
諸条件により、最適な方法は異なり、時間と共に
その条件も変わるのです。


昨日までの話があらぬ方向へそれかけましたので
強引に当初予定の小論文へ話を進めますね。

本当はごく勝手な全国美味い町体験を書こうと
思ったのですが話が元へ戻らなくなりそうで
またいつか書きます。


さて小論文ですが、現在行われている指導は
パターン別事前対策と形式遵守の二つが中心で
しょうね。

減点法で採点されることを前提としていると
思います。

『ドラゴン桜』東大の英作文が減点式採点だ、
というのがありましたね。

膨大な量の採点をする場合、より安全な方法が減点法
です。時間も早くできます。

また減点法は形式的なことにこだわる場合が多いです
けれども、形式を十分にクリアーできていない論文は
内容のよくないものが多いと言う事もあるでしょう。
結構相関関係が強いようです。

けれども、本当にそれだけでよいか、疑問は残ります
よね。
減点では不充分で、加点も考えねばならないのでは?

どれもこれも紋切り型の論文でよいのでしょうか。

ただ、加点は採点が難しいですよね。
突っ込めば価値判断が関わってもきますし。

また、教え方も難しい。


そこで入試対策としての小論文指導が上記の形式的
なものになるのです。

指導の費用を安く押さえることも出来ますしね。

でも将来どれほどの役に立つというのでしょうか。

入試対策だから塾はこういうものしか教えないない、
ということを生徒に伝えているか?

いやそもそも先生が意識しているか?

論理的志向を磨くためには加点的な要素を磨く
必要があるけれども教えられないと。

多くは、塾だから、受験だからでお茶を濁して
いるのではないか。
(学校は?)

スミマセン。また明日。