芋たこなんきん

2007-01-12 22:35:15 | 塾あれこれ

フジ系のドラマ『拝啓父上様』第1回を見ました。
倉本さんの脚本だからです。
まずくはないストーリーですが、昔の夢よ再びでは
手抜きの感が否めません。
その上に演出がヒドイ。
お金が無いこともないでしょうにセットが安物
演技指導もダメ。
(日本語式発音でメルシーボクーはないでしょ。)
時間が長かった料亭の緊張感が出ないのじゃあねえ。
カメラを振って誤魔化しても通じませんぞ。

神楽坂は個人的には懐かしいところです。
サラリーマン時代、坂下の映画館には通いつめま
したし、坂上には I という呑み屋がありました。
今は日本酒はめったに戴きませんが若い頃は
日本酒党でしたので。

夏の暑いとき初めて飛びこんで、冷房もないし
「まずビール下さい」と言ってしまった。
うちを知らないの?という反応で柔らかく冷たく
「ビールならそういう店をお教えしましょう」
とリターンエース。
でも、夏でも燗の具合の良いことったらなかった
ということで安月給をはたいてよく行きました。

そんな神楽坂も変わったようだ、というイメージ
だけを味わったドラマです。

それに比べてこちら「芋たこ・・」

作りの丁寧なこと。
今日でもお住っさんの向こうに玄関から帰る
弔問客をピントを外して画面に入れたり、
この細かさがよいのですねえ。
しかもさりげなくその細かさを気付かせるように
してあります。

ええ、明日こそドラマの良さと教育と
書いてみますね。
今日も例によって時間です。