雨のち晴れ・・・時々ゆき

雨男お父さん、
我が家を照らす太陽王子
そして、時々ゆきお母さん

ちょうど一年

2007-09-13 21:36:39 | ゆき

ゆきお母さんです

今日は忘れられない記念日です。

ちょうど一年前、妊婦健診で血圧がすんごい上がっていて、

お医者さんに「大変危険なので、入院して下さい」と言われ、入院した日です

そして、悠乃介の性別が分かった日でもあります

ずっと聞かなかったんだけど、気が変わってね

お医者さん曰く「こんなにはっきり見えるので、男の子で間違いない

と断言された~~~

あめお父さんと私、焦った焦った

だって男の子の名前考えてなかったからさ

人生初の入院中、ブルーになりながら名前を考えるのだけが楽しかったんだぁ

出来るだけ安静にしてろと言われたから、

毎日暇だった。楽しみって言えばお食事よね

でもね・・・塩分&カロリー制限のお食事だったの

 

出産前のお食事・・・味がうっすいの

 

出産後のお食事・・・ご飯だけ増えた
おかずの量がそのままなのに、ご飯だけ多くても・・・

相当ブツブツ言いながら食べていたなぁ

結局血圧は下がらなかったんです。どんどん上がっていく一方

お腹の赤ちゃんも私自身も危険だと言うことで、

この一週間後、帝王切開にて、出産いたしました。

あめお父さんはこの入院~出産を見ていて、

私が死んじゃうじゃないかって思っていたそうです。

当の本人はあんまり自覚なかったんだけどね。

まぁそんなドタバタの中、生まれてきてくれた愛しい愛しい悠乃介くん

生まれた時から呼吸が上手く出来ませんでした。

呼吸するのを忘れちゃうんです止まっちゃうんです

生まれたばかりなのに、それから長い長い入院生活が始まりました。

悠乃介くんだけ、大きな病院に転院になったので、

我が子を手に抱くことすら出来ませんでした。

初めて抱っこしたのが、8日後でした。

ぎゅっと抱きしめながら、どんなに泣いたことか。

どんなに謝ったことか。どんなに自分を責めたことか。

 

直接母乳を飲ませてあげられないから、泣きながら搾りました。

そして、泣きながらかどうかは分かりませんが、

毎日毎日、あめお父さんが病院まで運んでくれました。

結局、退院できたのは生まれてから約2ヵ月後。

長い長い入院生活を一人で乗り越えた悠乃介くん。

普通の子と2ヶ月のブランクがあるから、

2倍も3倍もの愛情をあげようと、私は思いました。

そして、あれから一年。

あの時のことが嘘のように元気いっぱいな息子をみていると、

心から「生きてくれてよかった。ありがとう」と思います。

 

長い文章になりましたが、読んでくださってありがとう