ぐーたら猫の「パソコン水彩の館」

これまで描いたのは900点余。我ながらよく続いたなぁ!右下にあるブックマークからHPに入ってご覧さいませ。

インターネットの怪物たち⑧「お姫様ごっこに走る その3 頭隠して尻隠さず」の巻

2008-09-14 16:38:51 | パソコン画
インターネットを始めて7年目になります。
今までいろいろな事がありました。
まさしく魑魅魍魎(ちみもうりょう)の世界です。

ネットは自己申告制です。
顔も見た事もない、生活状況も知らない相手が「私は…です。」と言っているのを「ホントなの?」と思うこともしばしば。(その①に出てきた姪っ子にも申しましたが)

芦屋在住で趣味はオペラ鑑賞…なんてネットサイトで言っている「オバサンB」。
芦屋が高級住宅地なのは知っています。
でも住んでいるのは芦屋のどの当たり?

1メートル隣がもう他市だったり、路肩が崩れた田舎道に面していたり。
築60年でもうすぐ取り壊し予定のオンボロ住宅住まいかもしれないし。

ネット世界では正確な住所を公開しないし、プロフィールも自己申告制ですから、
彼女の自称する芦屋とは、芦屋ど真ん中なのか、はずれもはずれの過疎地なのか判断不能。
そしてそれをいい事に、とりあえず住所は芦屋なんだから「芦屋在中はウソじゃないもの」と開き直る事も可能なわけです。
でもまぁ、このくらいの「見栄」は日常生活でもありがちね。
でもそういうものって、いつ、どこから破綻するか、わからないものなんですぞ~。

知人のJさんが参加しているパソコン画投稿サイト(今はもう、ない)で
「どうなっているんだい!」等々…元気に管理者に文句を言っていたコテコテ関西系「オバハンB」。

いつの頃からか「お姫様ごっこ」へと路線変更。
自分の事を「アタクシ」なんぞと書きはじめ、芦屋マダム風を気取りだしだので、Jさんがあらあらと思っていると…。
「オバハンB」がネット上で墓穴?

それは結婚した娘がやってきたお正月に、お年玉をくれたという話から…。

「オバハンB」が孫にあげたお年玉の額より少々多めのお金が入った額を、
娘夫婦から貰って嬉しいという話を書いていたのです。
でも、これを読んだJさん。
思わず、噴き出した。

Jさん曰く。
「だって、渡した孫のお年玉に多少上乗せした金額。
こんな小金をお年玉と称して、『即座に親に渡し返す』って…つまり、
親はお年玉程度の出費で家計が苦しくなるーと、子供が心配しているという事でしょう?」
ごもっとも。

「普通なら孫にお年玉をくれる親に対するお礼として、お食事や旅行に誘ったり、好みのものを送ったりして、『それとなく』返礼するものなんじゃないの?」
確かに~。

少なくても芦屋マダムの世界では、小額現金のやり取りなんぞありえませんぞ~。

嬉しくてつい素に戻って書いてしまったのでしょうが、でもこれって
「子供に心配されるほど家計が苦しいんですヨ~。」と告白しているのも同然。
とんだところで彼女宅の実際の生活レベルが露呈。

「こうなると、彼女の「家には広いウオーキングクローゼットがありますの。」という書き込みも、
実は古新聞や石油ストーブなどと一緒に、衣装缶を積み上げてあるだけの空き部屋の話なのかしらね。」
さてね~。

「お姫様ごっこ」するからには、綿密で完璧な演技が必要とされるので、要注意。
⑤に登場した若いご婦人のように、全身全霊を揚げて24時間の演技しなければなりません。
物忘れの始った年代には難しい作業です。
「オバハンB」のように、自分がどんな演技をしているのか、つい、うっかり忘れてしまうキケンもあるわけですからー注意しましょうね。
年を取ったら「普通で」「ありのまま」でいるのが、一番という教訓かも。


絵は「風呂敷(10)清風明月 07-06作成
「こんな風呂敷き、あったらいいなシリーズ 」の10枚目です。


ここは安全。ブログ投稿サイトです↓。ポチッと押してね。
にほんブログ村 美術ブログ パソコン絵画へ








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする