今年最後の第269回キンカン行動は、12月22日、JR膳所駅前から関電滋賀支店前までのパレードを21人の参加で行ないました。
今年も原発ゼロの社会をめざして、全国70カ所あまりで毎週金曜日ごとのキンカン行動が続けられたのをはじめ、毎月11日のメモリアル行動、無数の学習会・講演会・集会などが全国でとりくまれてきました。また裁判も原発のあるところほとんどで起こされています。
この1年間の裁判闘争の結果を振り返ってみましょう。
3・11前までは、闘えば負けるのが当たり前のような状態が続いていた司法でしたが、再稼働をめぐっては福井地裁・大津地裁の画期的差し止め決定が出て、司法は変わりつつあると思えました。
今年になって松山地裁と鹿児島地裁で差し止め却下の決定が下されました。ところが松山地裁の決定を不服とした原告の控訴を受けた広島高裁は再稼働差し止めの決定を下しました。高裁が再稼働差し止めを認めたのは初めてで意義は大きいと思います。
一方、生業を返せ、地域を返せと求める、いわゆる生業裁判では、国や東電の責任を認める判決が、前橋地裁・千葉地裁・福島地裁と相次いで出されています。そこでは国や東電が大きな津波等を予見できていたのに、それに応じた対処を怠っていたことを厳しく指摘し、補償を命じています。
原発にからむ裁判を見た場合、トータルとしては裁判所も世の中の世論と運動を見て、3・11以前より変化をしてきているといえるのではないでしょうか。
ここには全国各地で粘り強く続けられているキンカン行動をはじめ、全国あまたの地域でとりくまれる学習会や講演会・集会などの力があいまって、どんな世論調査でも再稼働反対が、再稼働容認よりも大きいという世論と運動の力が反映しています。
来年も、原発ノーの世論を高めるためにともにがんばりましょう。
なお今年最後の金曜日は12月29日ですが、年末のため休みます。
来年は、1月5日(金)関電滋賀支店前で18時からです。よろしく。
今年も原発ゼロの社会をめざして、全国70カ所あまりで毎週金曜日ごとのキンカン行動が続けられたのをはじめ、毎月11日のメモリアル行動、無数の学習会・講演会・集会などが全国でとりくまれてきました。また裁判も原発のあるところほとんどで起こされています。
この1年間の裁判闘争の結果を振り返ってみましょう。
3・11前までは、闘えば負けるのが当たり前のような状態が続いていた司法でしたが、再稼働をめぐっては福井地裁・大津地裁の画期的差し止め決定が出て、司法は変わりつつあると思えました。
今年になって松山地裁と鹿児島地裁で差し止め却下の決定が下されました。ところが松山地裁の決定を不服とした原告の控訴を受けた広島高裁は再稼働差し止めの決定を下しました。高裁が再稼働差し止めを認めたのは初めてで意義は大きいと思います。
一方、生業を返せ、地域を返せと求める、いわゆる生業裁判では、国や東電の責任を認める判決が、前橋地裁・千葉地裁・福島地裁と相次いで出されています。そこでは国や東電が大きな津波等を予見できていたのに、それに応じた対処を怠っていたことを厳しく指摘し、補償を命じています。
原発にからむ裁判を見た場合、トータルとしては裁判所も世の中の世論と運動を見て、3・11以前より変化をしてきているといえるのではないでしょうか。
ここには全国各地で粘り強く続けられているキンカン行動をはじめ、全国あまたの地域でとりくまれる学習会や講演会・集会などの力があいまって、どんな世論調査でも再稼働反対が、再稼働容認よりも大きいという世論と運動の力が反映しています。
来年も、原発ノーの世論を高めるためにともにがんばりましょう。
なお今年最後の金曜日は12月29日ですが、年末のため休みます。
来年は、1月5日(金)関電滋賀支店前で18時からです。よろしく。