今日は、近場に出かけたので、そのことを書こうと思いリビングに置いてあるPCの電源を入れた時、テレビから往年の男性シンガーの名曲(私的に)が流れてきた。しかし、歌っているのは本人ではなく女性の声だった。
「だれ?だれの声?」嫁さん・娘に聞くと、「てしまあおい」と娘。てしまあおい?ちょっと分からない。それに何のCMなのかも結局分からなかった。
それでも、歌い手さんと曲名は分かっているのでカチャッてみると・・・。RICHO(リコー)のCMだった。
RICHOのサイト、TVCMのページで確認。夢・二人三脚・縁の下の力持ちの3篇、長く聞けるのは夢篇の60秒。全て見た(聞いた)・・・泣けた。
吉田拓郎さんの『流星』がこんなふうに歌われるなんてね~。声なのか?歌い方なのか?とにかく、てしまさん…イイですね~。
てしまさんは「手嶌 葵」という。映画「ゲド戦記」の主題歌を歌った方で、嫁さんに言わせると「紅白にも出ていたでしょ!」らしい。
公式サイトのNewsによると、『流星』は11月3日(水)配信スタート。
それにしても、何故『流星』になったのだろう?手嶌さんはこの歌をどう思ったのだろう?拓郎さんは手嶌さんの歌を聞いてどう思っているのだろう?・・・知りたいところだ。
往年のシンガーつながりで・・・出かけた時にたまたま聞いたラジオ番組の話を書き留めておこう。
番組は(今、念のため調べたら)文化放送の「ドコモ団塊倶楽部」で漫画家の弘兼さんが司会(?)で、ゲストが喜多条忠さん。
今の若者は知らないだろうけど、オッチャン的には「何?何で喜多条さん?」とくいついた。
『神田川』ができるまでの話
・放送作家だけど詩も書いていた喜多条さんの書くスピードはものすごく早いらしい。それを見ていた南こうせつさんが「私が歌う歌詞を書いてくれないか?」と頼んだのが付き合いの始まり。歌詞は書いたことが無いというのに、「書くのが速いから大丈夫」という理由?で・・・。
・こうせつさんが(神田川の)歌詞の依頼をする。「いつまで?」と聞くと、こうせつさん「とりあえず…今日!」
・なんとかできたので(FAXは無い)電話で伝えると、こうせつさんは♪あなたは~、と書きながら歌詞にメロディーをのせていたという。
・電話を切って2分後にこうせつさんから電話があった。字あまりとか字足らずかと思ったら、「できたよ」と、電話口で歌ってくれた・・・という。
喜多条さんの歌詞は、全て「経験していないことは書けない」という。あとメランコリーで乃木坂が有名になったとか、朝5時に起きて子供たちのお弁当を作っていたとか、セミ捕りは誰にも負けず「セミプロ」だとか、伊東ゆかりファンだとか・・・面白かった。
拓郎さんも、こうせつさんも、喜多条さんも昔はかなり年上の大人の方々だったが、自分が年を経たせいか、少しだけ近くなったような気がする・・・という事に今日気付いた。
(晩酌・夕飯を挟んで長々書いてしまった。まだ、鼻は詰まっているし、ノドも痛い。出かけたことは、明日以降にしようっと。)