松苧神社を見た後は、十日町市松代の棚田を見て峠を越えて柏崎市高柳町に入り、鯖石川沿いに下り、荻ノ島の『環状かやぶき集落』に立ち寄った。(8月16日)
川沿いの道路は何度も通ったことがあるし、このような集落があることも知っていたのだが、集落は河岸段丘の上にあるので主要道路からは見えないし、あえて捜そうとしたこともなかった。今回が初めてだ。
見学者のための駐車場に集落のマップや説明があった。これをみると環状の道路に沿って民家があり、道路に囲まれた中は田んぼになっている。
「外敵から中央の水田を守り、かつ貴重な水を水路を使って全戸に効率的に配る優れた方法」とのこと。
戸数は昭和13年に101戸あったが、今では40戸に減少。その半数が茅葺の家だ。
その中に2件の茅葺の宿がある。2階建てが「荻の家」、平屋は「島の家」という。茅葺と田んぼは合うね~。
また、宿の隣には、交流会場でありイベント利用ができる「陽の楽家(ひかりのらくや)」がある。この茅葺の家は、外壁から内装まですべて和紙でできているそうだ。↓左の家。
反対側↓。右から「陽の楽家」「島の家」「荻の家」。
「荻の家」
「島の家」の軒先には田植えに使う道具。懐かしい~、名前?
実ってきた稲穂と茅葺。美味しいお米になるだろう。
田舎者なので、その昔は茅葺の屋根をよく見たものだが・・・。
ここは観光地ではない、茅葺も上の3軒以外は全て普通の民家だ。このような茅葺が建ちならぶ風景は今の日本にどれほどあるのだろう。
駐車場の近くにある集落の鎮守『松尾神社』。趣がある。
杉の木は御神木で市指定天然記念物になっている。ん~これは『きれぎれの風彩』で取り上げよう。
ちなみに、今回のきっかけというか見学しようと思ったのは、コチラのブログを見てからのこと。田植え前の田んぼと集落の様子を拝見し、一度行かねば!と。
あぁ~ここに^^
今、荻ノ島の茅葺き集落を思い出しております。
まさに日本の原風景です。。。
こんなに緑の絨毯が広がって、
稲穂が垂れるのももう少し、いい実りです~!!
先日、曲り家を教えていただきましてありがとうございました。
曲り家のような茅葺き民家もけっこうありましたね。
どうしたらこのようにスッキリとまとめられて^^
参考にさせていただきます。。。
そして、リンクまで恐れ入ります^^
素敵なお写真を、ありがとうございました~!!
きれぎれ様には、明日ゆっくり伺わせていただきます(#^.^#)
田んぼに囲まれているのがまた趣があって堪らんですね。
公園のアオマダラタマムシ御相伴に与ってきました!
2年ぶりの再会でしたよ。
新潟出身ではない方が書かれた記事だったからこそ、
私には新鮮で、価値を再発見したような感じでした。
ありがとうございます。
田植え前と後の実りとで改めて見比べたりしましたよ。
その土地の環境や暮らしに適した集落が形成されることに感心します。
アオマダラタマムシには驚きました。こういうのがいるんですね。
さすが「らーしょんの森」ですね~。
ここはぼくもぜひ一度行ってみたいです。
いつ実現できるかわかりませんが、ぼくは執念深いですから。
紗真紗 さんのところとの写真の違いも興味深いです。
でも無理しないで行ける機会がありましたら、是非一度!
できれば、田植え前と8月以外でお願いします。
年賀状のTVCMのラストシーンで気になっていた場所でした。
探していたら貴殿サイトに行き着きました。来夏のロングライドツーリング先の候補地です。
いい写真ですね。