シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

技能五輪国際大会

2009-09-09 | 巷のニュース

カナダで開かれた「技能五輪国際大会」で、日本は金メダル6個を獲得した。金メダル数は1位韓国(13個)、2位スイス(7個)に次いで3位。銀3個、銅5個を合わせた総合順位ではスイスと並んで2位だった。

さて、この国際大会(正式には、国際技能競技大会)、日本や韓国が優秀な成績を収めているので、アジア地域が中心になって開催されているのかな?などと思うこともあったが、全く違っていた。

1950年にスペインの職業青年団が提唱して、隣国ポルトガルとの間で各12人の選手が技能を競ったことが事実上最初の大会。
第1回から第18回(1969年)までの開催地は、スペイン他ヨーロッパ諸国。第19回に日本で開かれてからは、基本はヨーロッパ、4~5回おきにアジア諸国(日本・韓国・台湾)、時々北米(米国・カナダ)ってかんじで開催している。

ちなみに、大会の開催は、1970年代までは毎年、それ以降はだいたい2年に1度(奇数年)開催されている。
日本は、1962年の第11回大会から参加し、出場30回で金メダル獲得数で1位になったのは8回。韓国は、1967年の第16回大会から参加し、出場25回で金メダル獲得数で1位になったのは14回ある。台湾も2回ある。つまり、金メダル獲得数をみると、日本が出場するようになってからは、ほぼアジア!?欧州の先進国としては・・・?

この大会において韓国はダントツのようだ。朝鮮日報のニュースによると、今大会も総合優勝(メダルの合計数かな?)を果たし、優勝回数は16回になる。日本は2位で6回、3位がスイスで3回。
スゴイです、韓国。ただ、参加し始めた当初とは異なり、韓国国内での関心は非常に低く、世界一流レベルの技能が国家成長のエネルギーとして吸収されないまま、対外的な自慢の種にとどまっている・・・ということだ。

それはともかく、ちょっと興味をひかれる。その技能を見てみたいものだ。旋盤、溶接、板金、配管、レンガ積み、石工、家具、大工、造園、左官等など面白そうだな~。

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