シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

丸山公園:かいぼり祭・釣り問題、その他

2020-02-02 | 自然・環境とか

前回同様、1月19日(日)上尾市の丸山公園散歩から。
池の水が無くなっていた(抜かれていた)ことに驚き、また、今まで水が濁っていて分からなかったけど、水深が想像以上に浅いことにもビックリ。

↓画の中央やや左に前回とりあげたダイサギとアオサギ、右側水際にカワウがいた。

池沿いに歩くと案内のポスターがあった。「令和元年12月~2年3月の期間、池の水を抜き魚類等の捕獲や池底の干し上げを行います」とのこと。また「池干し祭」として、1月~3月にイベントがあるようだ。

ちなみに、Webサイトを見たら12月には「大かいぼり祭」があったようだ。

小さな池(アヒル池)には水が満たされていた。

ここはかいぼりしないのか?と思ったら、「在来種保護してます~大池のかいぼり中、在来種の魚やエビをこの池で保管しています」という案内があった。

案内文のタイトルの「してます」は「しています」だろ!「保管」?タイトルでは「保護」を使っていて・・・と思わないでもない。


この「かいぼり」についてWebで検索していたら、付随する件で行政の対応が問題視されているようだ。

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なんでも・・・かいぼりを機に池での釣りを今後は禁止するようだが、釣りの是非を議論することもなく一方的に決めたらしいのだ。
無料で釣りができることから、様々な公園を紹介するWebサイトでも「釣りの楽しめる公園」として紹介されている。釣り教室や釣り大会も開かれていた。1978年の開園から昨年までの約40年間釣りを認めてきたのに・・・。

ところが、表ざたにしたくない別問題が行政側にあった。公園開園の5年前、公園に関する条例を制定した際に「鳥獣魚類の捕獲、殺傷」を禁止行為として定めているのである。

〈釣り存続を求めるキャンペーンから抜粋〉
1990年頃からはコイ、フナの放流も積極的におこなわれ、市、教育委員会の後援による上尾市民釣り大会、家族釣り大会、初心者釣り教室も数多く実施されて来ました。市が後援したということは釣りが市の公認したレクリエーションであったからです。そして、これらのイベントの実施にあたっては公園利用のルールの徹底、釣りのマナーの指導、クリーン賞が設けられて釣りの後はゴミ拾いをおこない自分の出したごみの持ち帰り運動がおこなわれて環境美化に努めて来ました。2003年には県民総合体育大会レクリエーション部門の種目として放流・家族釣りの祭典2003が開催されました。

行政が自ら条例違反を40年続けてきたことは明白であるのに、そのことは隠ぺいしつつ、「水質改善と在来種の生態系再生のため決めた。また、1973年制定の条例で公園の魚類の捕獲は禁止されていたが、これまで徹底できていなかった・・・」と、耳を疑うようなことを言っているらしい。
公園の案内図や市のホームページで公園紹介に用いられているイラストには釣り人が描かれていたが、いつもまにか消したという。

この問題を取り上げているWebサイトの見解では、市役所自身が"何かの理由"で条例違反に気付いたため、かいぼりという一大イベントを方針転換の隠れ蓑にしたかのように「釣り禁止」にするとしたのだろう。としている。

また、この問題に関連して情報公開請求をおこなっている最中の方によると、従来描かれていたイラストをいつのまにか消してしまう、といった市行政の「セコさ」や、<スピード感をもって、市民の目をごまかそう>といった「隠ぺい体質」が露見しているのが特徴です。としている。
ちなみに、条例では罰則も定めている(5万円以下の過料に処する)。ほう助(市)も対象か

http://domex.cocolog-nifty.com/blog/2019/12/post-1be68f.html
https://appy362.blog.fc2.com/blog-entry-391.html
http://ageoombuds.com/city/1249/

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行政も「かいぼり」してキレイになってほしいと思う。

池の水を抜き、魚類を捕獲し確認できたのは、外来種:ブルーギル、ハクレン、コイ、ゲンゴロウブナ、ソウギョなどを、在来種:モツゴ、オイカワ、ヨシノボリ類、ヌマチチブ、ナマズ、ニゴイなど。
特に、モツゴは7,000匹超、ブルーギルは5,000匹超。ハクレンは47匹もいたようだ。池の大きさ、環境などからしてどうなんだろう。詳しくレポートしてほしいものだ。

 

(かいぼりが長くなった。あと2つほど)
当公園には小動物コーナーがあり、その中で一つの育舎を2つに間仕切って使っているところがあり、2年前は(何年も前からいる)ミーアキャットと(新たな)デグーがいて可愛らしい姿を見せていた。
今回、ミーアキャットはそのままで、隣はコツメカワウソに変わっていた。

残念ながら、奥に引っ込んでいたのか姿を見ることはできなかった。市のHPによると、昨年の7月、県こども動物自然公園から3姉妹が寄贈されたようだ。
デグーはどうしたのだろう?と残念に思っていたのだが、↓によると居ることは居るようなので、場所が変わったのだろう。再訪した時に確認しよう。
https://www.city.ageo.lg.jp/page/046119082101.html

 

公園に沿う小川が流れ込む荒川まで行ってみた。草木が無いのは、昨年の台風で堆積した土砂によるものと思われる。


木の枝に引っかかったゴミは、徐々に落ちていると思うけど、まだゴミの花状態だった。

 

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4 コメント

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池の水が無くなっていた (地理佐渡..)
2020-02-05 06:28:58
おはようございます。

事の善悪はなんともいえませんが、
本来の目的が何で、現状とこれか
らのことを地域の意見集約の上で
決めてほしいものです。公園のこ
とですから円満にと..

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Unknown (ディック)
2020-02-05 19:54:46
当方の近隣の根岸森林公園にもいろいろな問題がありますが、最近はネットで何でも簡単に調べられるので、行政側が「ごまかし」をやると、誰かに見つけられてしまう。
TVでも最近公園のあり方が問題視されているようです。誰のための公園かなど、現状をよく踏まえた上で、管理する上での考え方をしっかりとしてほしいですね。
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地理佐渡さん こんばんは (KAEDE)
2020-02-07 23:30:12
その通りだと思います。例えば、在来種の保護なら保護で、当面は定期的にかいぼりをするとか、細長い池なので半分に区切って釣りも可とするとか・・・。
円満に丸くおさまってほしいです(丸山公園だけに・・・)。
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ディックさん こんばんは (KAEDE)
2020-02-07 23:30:42
行政がやることは全て間違いない!なんて誰も思ってないので、ダメなことはダメで認めて改めることが大切だと思うんですけどね。
楽しむために皆さん公園に来るわけですし、管理も含めて嫌な思いを感じさせないようにしてほしいです。
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