今回はブログタイトル及びコメントに取り上げている『NSP』について
NSP=「納豆、そら豆、ピーナッツ」が分かる方にはあえて紹介は不要ですが。岩手県一関高専卒の3人組(天野・中村・平賀)。叙情派フォークの代表格なのです。
1973年6月に「さようなら」でデビュー。
同年の第5回ポプコン大会においてセカンドシングル「あせ」で入賞。以降活動休止する1986年までにシングル28枚、アルバム21枚を発売。平成14年に16年ぶりに再結成。その後全国ツアーを実施し、平成17年2月に19年ぶりの新曲を発売。
フジテレビ系「僕らの音楽」に23年ぶりにテレビ出演しました…。
時代的には吉田拓郎・井上陽水・小椋佳などよりもさらに次の世代にあたります。同じ世代といったら、松山千春、オフコース、ユーミンでしょうか。
私の中学時代、世間以上に何故かフォークが大全盛でした。田舎なのに皆がギターを持って、誰に教わるでもなく、へたくそなギターを弾いていた。
拓郎・陽水、かぐや姫が主流だったと思う。
私もそのような歌を聴きながらも、特にNSPをよく聞いていた
(有名ではないが、とんぼちゃん・ふきのとう等も聞いていたなぁ)。
初めて買ったLPもNSPだった(初めて買ったシングルレコードは森昌子「先生」だけど)。
ヒットした「夕暮れ時はさびしそう」、名曲「さようなら」をはじめ、
「雨は似合わない」「赤い糸の伝説」「君と歩いてみたくて」
「八十八夜」「白い椅子の陰」「風の旋律」「面影橋」…大袈裟かも知れませんが、
想えばNSPは私の青春と共にありました。
「17才の詩(うた)」
勉強しなけりゃ いけないといわれ
茶店に入っては いけないと いわれ
タバコを 吸っては いけないといわれ
夜は早く 帰れと いわれた
…人を愛し 想いをこめて
全てを ささげたら
こんな すてきな ことはなかった
…うそをついて 悪口いって
きらわれて しまえば
こんな気楽になるなんて知らなかった
「歌は世につれ」
情熱を注ぐのは何でもいいし
どれもこれもが1つの青春で
僕もこうしてギターを持って
LOVE SONGを口ずさむ
歌は世につれ人は誰でも
過ぎて行った昨日にすがりついてる
いつでも いつでも
~なつかしいなぁ。叙情派フォークと今はそう呼ぶが、当時は普通にフォーク。当時、田舎の人なんだと共感し、純粋な詩に共感したもの。
全く変わらない曲調のせいか、時代に合わなくなった?もともとフォークはラジオとクチコミ。テレビとなると機会がなくなる。
私も二十歳の頃からはあまり聞かなくなった。
その後、メンバーの脱退もあり活動休止・・・(2)に続く。
せめてかぐや姫には70歳、いや80歳まで神田川を歌い続けてほしい・・・。
因みにNSP、「納豆・そら豆・ピーナッツ」は間違いです。
「なんて・素敵・プロみたい」が正解です。
そういえば、かぐや姫・拓郎のジョイントがこの夏、つま恋で復活します。もちろん行ってきます。楽しみ、楽しみ。しかし、30年前のオールナイトとは異なり、午後1時から炎天下での8時間。皆の体力が心配な今日この頃です。
それよりなにより、つま恋に行かれるのですね。羨ましい限りですが、8時間プラス行き帰りと本当に大変ですね。