東村(あづまむら)は、群馬県の北西部、吾妻郡にかつて存在していた村で、2006年3月に吾妻町と合併し、東吾妻町となった。その東村時代のこと。
私の上の子が幼少の頃から、6歳離れた下の子が小学校6年生くらいまでの間、何度もオートキャンプ及びデイキャンプをしに出掛けた。車は最初ツーリングワゴンだったが、何度もキャンプに行っているうちにハイエースベースのキャンピングカー(バンコン)に買い換えることにした・・・。
当時、オートキャンプが流行り始めており(今でいう第一次キャンプブーム)、オートキャンプ場が次々に新設されていたので、同じキャンプ場に行くことはまれ(あっても2回)。
その中で、唯一何度も行ったキャンプ場が、前述の東村にある「あずま森林公園キャンプ場」だった。毎年5月頃、8年(?)ほど連続して行った。最初は家族4人だけで行ったが、その後は毎年7~8家族で行くことになった。
その理由をあげると。
・関越道渋川伊香保ICから車で30分ほどと便利
・村営の安心感と広いサイト、高くない料金
・バンガローもある(滅多にキャンプに行かない家族が利用した)
・テニスコートが付設されている(2面あり)
参加する家族は、ご近所や同じ地域の家族で、ママさんテニスの仲間の家族でもある。なので、オートキャンプサイトとバンガロー、テニスコートは半日借りていた。(つきあい程度でパパさんもテニスを始めていた)
子供達は山を駆け回り、探索したり、木製の遊具などで遊びつくす。何人かの親が順番で子供達に付き添う。皆、よその子にもしっかり叱ってくれるので安心。
外での飲食は上手いし、夜は長い。鳥見屋さん、子供達は翌日の朝から元気。飲み過ぎの一部のパパさんはいつも起きるのが遅い。早朝は野鳥の鳴き声がシャワーのようだし、リスを見たこともあった・・・。とても楽しかった。子供達にとっても良い経験だったと思っている。
また、同村内には、環境省「名水百選」にも選定されている「箱島湧水」がある。大杉の根元から大量の水が湧き出て川になっていた。一見の価値がある。
さて、妻と伊香保温泉(渋川市伊香保町)に行くことを決めた際、隣接する町でのキャンプ場や湧水のことを想い出し、久し振り(18年振り?)に見てみたい。是非立ち寄ろうと計画を立てた。 (次回につづく)