シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

北本:ウラギンシジミ、コワクの繭、改修工事など

2023-02-18 | 自然・環境とか

2月12日(日)午前中、北本自然観察公園へ行ったときのこと。
埼玉県自然学習センター東側の擁壁沿いに垂れ下がるキヅタ(ツル)の前に、ウラギンシジミの越冬を示す案内板が立てられていた。せっかくなので近くを探すがなかなか見つからない。あきらめつつキヅタを横目で歩き始めると・・・重なる葉の中にいた!


翅が日光で白く反射していたので目にとまった。全体が日影なら分からなかっただろう。反射を避けるため影を作ってカメラを近づける。


ウラギンシジミ(裏銀小灰蝶)は、シジミチョウ科ウラギンシジミ属で、翅の裏面が銀白色に輝くのが和名の由来。成虫で越冬し、常緑樹の葉裏でじっとしている。冬でも暖かい日は、翅を拡げて日光浴をするらしい。
昨年は、我が家のサザンカの葉裏で越冬した。気付いたのは1月16日で、嬉しい出来事だった。その時の様子はこちらに。その後、2月末には確認できたが、3月5日に見たら居なくなっていた。


オギの群生の近くでは、落葉した樹の前にワコの繭を示す案内板が立てられていた。これはすぐに見つかった。


クワコは、カイコガ科に属する昆虫で、いわゆる蛾の仲間。幼虫が繭をつくり成虫になって繭から出るので、この時季には中身不在の繭だけが残るようだ。絹糸をとるために家畜化されたカイコの祖先とされている。(成虫も幼虫も未見)


【園内の様子】
●草地に2日前に積もった雪が残っていた。夏にはカナムグラが蔓延るところ。今だけはひっそり。


●「北里の森」の林縁で園路沿いの樹が伐られていた。その幹や枝が小川の向こう側にも置かれている。何かの意図があるのだろう。


●北側の木道改修工事は着々と進んでいるようだ。


●ふれあい橋と並行する道には、浄化槽?のような設備ができていた。

 

コメント (10)
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