12月19日(木)放送の『和風総本家』を録画し、この連休中に観た。世界の思いがけない場所で見かける「Made in Japan メイドインジャパン(日本製)」のモノとそこに込められた日本の職人さんのこだわりや技を紹介する好評シリーズ第12弾。今回も良かったな~。
中でも、イタリアでヴァイオリンなど(超高級な)アンティーク楽器の修復や調整を手がけている職人さんが愛用する小さな鋸からひろがる話は良かった。
作ったのは新潟県長岡市(旧三島町脇野町)の鋸職人。当地は江戸時代の頃から鋸製造が盛んで、「油焼入れ」という新技法を導入し、昭和30年代には60軒以上の製造元があった。それが、現在は1軒しか残っていない。そして、生き残りをかけて作った小さな鋸が伝統を救った・・・。
こういうのは泣けてしまうな~。良い番組だ。
特に今回は新潟県の職人さんということで、同県出身者として嬉しいし、言葉(方言)もしっくりきたサ。
《参考》
・「和風総本家」で紹介された情報
http://kakaku.com/tv/channel=12/programID=11876/page=632/
・ながおかの伝統工芸 脇野町のこぎり
http://www.tech-nagaoka.jp/traditional/trad006.html