シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

南魚沼市『外山康雄 野の花館』

2013-08-18 | お出かけ

(8月15日、前回の続き)『牧之通り』を後にして、予定外だが「朝陽堂」のオバちゃんに教えてもらった「野の花館」に行くことにした。「外は暑いし、入館料300円だけど、コーヒーとかも出してくれるのよ。興味があれば・・・」と。
手渡されたパンフによると「四季折々の山野草、木の実を実際の大きさに描いた水彩画」を展示してあるようだ。

塩沢石内ICの近くまで戻る。10分弱ほどの道のり。

「野の花館」は移築された古民家を利用している。


入口を入ると古いミシン台が受付台に。やってきた品の良いオッちゃんに入館料を支払う。すると「おひとつ選んでください」と幾つかの水彩画が描かれた「しおり」を見せられる。これは入館券にもなっているようだ。

「ナンバンギセル」のしおりを選んだ。何故かというと、たまたま他の方のブログで見て覚えていたからだ。妻は「鳳凰沙参」を選んだ。 ※写真撮影はOK!とのこと。


「こちらからご覧ください」と右側のコーナーに案内され(時計の逆回りに見てまわるようだ)、さらに「これが新作の黒苺」ですと。


ホ~、驚いた。植物の水彩画を見るのも初めてではないけど、こちらの水彩画はありのままを詳細に描かれている。(美術に疎い私でもスゴイと思える。そして、こちらのオッちゃんが外山先生なのだと気付いた・・・)

何故「ありのまま」が分かるのかというと、水彩画とモデルとなった実際の植物が並んで展示されているからだ。


古民家の造り(柱や梁)や専用の展示棚などもイイ感じだ。後で知ったけど、若干低めに飾ってあるのは、車いすの方にも見やすい位置にしているらしい。


ざっと一回りして、ちょっと一休みしたい気分。左手のカウンター内にいるスタッフの方に声をかけ、カウンター前の囲炉裏がきられたテーブルでコーヒー(妻は紅茶)をいただいた。らくがんが一つ付いてきた。
カップにも水彩画、らくがんの包装紙にも水彩画、周りも当然水彩画。


館内では、様々なポストカードや、水彩画がプリントされたカップ、ハンドタオル、カレンダー、便箋、名刺などもあった。


屋外には山野草の庭もある。咲いていた花をいくつか。


ここまで記したものの、Webの方が参考になるね。[ http://www.toyama-yasuo.jp/ ]

このような水彩画をじっくり見るのは初めてだし、水彩画に対する認識が深まったような・・・気がする。しかも、様々な山野草を見ることができる。それに、温かいコーヒーはとても美味しいと思った。「朝陽堂」のオバちゃんに感謝。

『牧之通り』と『野の花館』はセットでいつか再訪しようと思う。
この後は、寄り道せずに実家に到着。

コメント (4)
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