シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

越谷『久伊豆神社』

2009-07-21 | お出かけ

この前の土曜日、中学バスケット県大会の後、近くには嫁さんが通った高校があり、さらにその近くには藤棚で有名な神社があった・・・ということで寄ってきた。

『久伊豆(ひさいず)神社』という。縁記によると、創立年代は不詳だが、平安末期の創建らしい。江戸時代には、徳川将軍代々の信仰が厚かった。

Wikipediaによると、埼玉県の元荒川流域を中心に分布する神社だそうだ。帰路、途中で小さい(でも、本殿があった)久伊豆神社をみかけた。そういう神社がいくつかあるのだろう。越谷の久伊豆神社は、越谷の総鎮守とされている。

長い参道は、300mあるというが、すぐ隣に舗装された道路があり、趣はいま一つ、というかもったいない感じ(個人的に)。参道の第三鳥居(写真)は、平成5年に斎行された伊勢の神宮の第六十一回式年遷宮で撤下された皇大神宮板垣南御門の古材を拝領したもの。

当時…1993年、伊勢神宮(三重県伊勢市)の61回目の遷宮で解体された内宮板垣南御門(ないぐういたがきみなみごもん)が下げ渡されることになり、申し出のあった全国171の神社の中から久伊豆神社が選ばれた!
移築を荘厳な祭りにしたい…門外不出だった御神木を積む「奉曳車」を借り受けた。奉曳車は、直径2mの車輪をもつ最も大きい奉曳車。神宮と同様に伊勢の木遣を歌った後、200mの綱を市民が引いて日光街道を進み、約2キロのコースをゆっくりと神社へ運び込んだ。参加した市民は延べ1,500人にも上った。伊勢神宮の長い歴史の中で、本格的なお木曳きが伊勢以外の地で行われたのは初めて。
鳥居は1973年に作られたもので、太さ約60㎝の木曽ヒノキ材、高さ7.5m、幅8.5m。
大きくキレイな鳥居の歴史は…深いのね~。

境内は、狭くはないのだが、もっと広い方がバランスに合うと思う(個人的に)。拝殿でお参りするとき、中では何かの行事(?)中だった。
近くに、屋根付きの立派な駐車スペースがあった。すると、読経(?)の声が…お祓いなんだね。案内図には、車清祓殿とあった。

んで、埼玉県指定、天然記念物の藤なのだが、株廻り7mあまり、地際から7本に分かれ、藤棚に枝を広げる。この分かれた枝というか幹には、プチ圧倒された。

枝ぶりは東西20m、南北30m。樹齢約250年という。近くの春日部市には、樹齢1200余年の特別天然記念物「牛島の藤」があるそうですが、それはそれ、これはこれで、4月末の花の見頃はさぞかしエライことになっているのでしょうな・・・そういう時に行かないと!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする