長いこと、わんたちと生活していて老犬たちを見送ったり、パピー達の誕生を経験していくうちに・・・あっ!この子は・・・あの子の生まれ変わりの子だ と感じることがあります。
最初に感じたのはイタリアングレーハウンドのビビアンです。この子は初代のシュナウザー、ディジーにそっくりです。性格も穏やかで頭がよく、私の言葉を全部理解していて 何でも言うことを聞く子です。子犬の時から賢くて、一度注意したらワルサはしなくなるので、叱った記憶がありません。身体も健康そのもので10年間下痢をした事もなく、病院にはワクチン&フィラリア以外にかかったことがありません。
一番デイジーと似ているのはお産&子育てが上手なことです。交配したら妊娠率100%の受胎で、しかも、毎回安産でした。いつも3~4匹の子犬を産んでくれました。母乳もたわわで人工哺乳の経験なし。子育てしているときのママ犬は、幸せそうなお顔でパピーたちをいつくしんで舐めていました。管理人はその様子を見るにつけ~出産ってすばらしいな~ いつも安産で子犬もコロコロと太って元気!わたしは何の心配もなく子育てを見守ることができました。母犬の子犬に対する無償の愛情を見せてもらいながら、私も沢山の幸せをビビからもらいました。感謝してもしきれないくらいの、言葉にできないプレゼント&感動をいただきました。ディジーと同じように、イノセントに残るゴッドマザーです。ビビママ、ありがとうね。
ブリーダーの現実ですが、可愛いパピーが産まれるばかりではありません。イノセントの場合、年取った老犬も多いです。老犬ホームになっていますが、私はパピーよりも年取った老犬の姿がいとおしく可愛いです。その老いていった姿に、歴史が刻まれています。。
そして~今年産まれたパピーちゃん。この子はミユリから産まれたのではないですが、いつもミュウのそばを離れずにミュウを守っているように感じられます。
わたし~ミュウおばあちゃんが気になってしかたないの。いつもそばにいるのよ。
片時も離れずに、ミュウちゃんを守っているようなこの姿。
ミュウおばあちゃんは12歳になりました。身体は痩せて、後ろ足は開いてきて歩くのもゆっくりです。これはIGの老犬の特徴です。5ヶ月のパピーに身体の大きさも体重も追い越されてしまいました。でも元気ですよ。歯も沢山あるので、少しふやかしたシニアフードを毎回完食しています。
こんな風に仲良く寝ている姿、可愛いです。パピーのしつこいペロペロ攻撃に、ミユリは何も言わずに耐えています。喜んでいるようにも見えます。
実の母犬よりもミユリと仲の良いこの子をみていると、この子・ミランは、ミュウが、かつて出産で亡くしてしまった胎児の生まれ変わりではないかしら?と思ってしまいます。プップップー またそんなこといって~って笑うかたがいらっしゃるかもしれませんが、20年もやっていると、この子と&この子は、前世でかかわりがあったのではないか?と不思議な縁というか~赤い糸で繋がっていたと感じることがあります。ミランは自分のママ犬とは滅多に遊びません。ほとんどの時間、ミュウのそばにいます。ミュウもお年だから、最後の数年間・・・ミュウを助けて、心地よくあの世に見送ってあげようと~ この子が舞いおりて来たように思っている管理人です。
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