イタグレブリーダー・ヨーロッパのイタリアングレーハウンド。

ヨーロッパから5頭のIGを輸入しました。出産や老犬のこと。家族として大切に育てています。

私の宝物 ~ お守りです。

2014年10月28日 | Weblog

10月も終わりとなり~イノセント地方は冬の訪れも近くなりました。 わんたちの為に、寒い時間帯には随分と前からストーブを点けています。お庭もこんな感じ~枯れ葉よ~  毎日・・落ち葉を,ほうきで集めて袋に詰めています。そうしないと、風があるときに周りのお宅の敷地に飛ぶと迷惑になります。

葉っぱは黄色くなり、お花もしぼんでしまいました。わんたちは、この枯れ葉の山が好きで、そこにチーをしたがるので、あえて枯れ葉の山を残しています。お庭で遊べるのも、あと一ヶ月くらいかな。すでに老犬たちは、気温が低い日は⇒ いかないよ ってお顔をして庭には出ません。 犬は自分の身体が老いているのを知っているので、昔のような無理はしなくなります。人間だって歳をとり、足腰が痛くなると動きたくないですよね。犬はおのれのことを知っていて賢いなぁ~と思います。

我が家のように常に10頭ほどの犬が居ても、みんな長生きで健康病院知らずであるのは、犬たちが自分を人間とは思わずに犬と自覚していて~集団生活を当たり前と思っていることが重要です。私のかけ声⇒ハウスよ~の一声で、全員喜んでハウスに入ります。ハウスに入るときは全員入ります。この子と・・この子だけ入れるなんてしませんよ。寄宿舎生活と同じです。全員一緒に規則正しく生活しているので、犬たちはストレスなしです。ハウスは人間にたとえると子供部屋です。なので、ハウスが大好きです。それと大切なことは、贅沢な食べ物(余計なモノ)を与えていないから、メタボとはほど遠いことも長生きの理由だと思います。

私が初めて子犬を飼ったとき、当時ワクチン&健康診断を行った先生が⇒犬が歳をとって病気になる理由は、大半が飼い主が犬が若い頃から与えた食べ物のせいである 売られているオヤツは、良いモノは一つも無い!みんなペット産業⇒金儲けのための品だから⇒特にジャキー・豚耳など与えると、老後に必ず肝臓病になるから与えてはいけませんと。 強く言われて・・・それはそうだなぁ~ あんな油っぽいものを・・・と考え、いっさい与えていません。オヤツはだいたい、ササミ系かさつまいもを買ってきて、自分で手作りしています。ゆでるだけですから簡単です。でも10わんですからすごい量です。

ですから、うちの子は太った子はいません。フードもパピー時代にはIGの動きは活発なのでカロリーの高いフードですが、成犬になってからはメーカーを代えています。ウ○ピーもどの子もキレイですよ。老犬もツヤツヤのモノをしています。

どの子もお腹は丈夫です。下痢をすることも皆無 に等しいです。

しかし~歯だけは年齢には勝つことができません。犬の歯医者さんは今はいるかもしれませんが、私が飼い始めた20年前には、犬が歯磨きをすることなど指導されていませんでした。

子犬を迎えられた方は、乳歯が永久歯に生え替わる時、運が良ければ子犬の歯・乳歯をゲットできるので、乳歯を大切に保存している方々も多いと思います。歯が抜けるときはご飯とと一緒に飲み込んでしまうことがあるので、なかなか全部の歯を取っておくことはできませんが、子犬の可愛い歯は宝物ですよね。私も保存しています。

きっと皆さまの愛犬ちゃんはまだお若いでしょうから・・・ピン とはこないでしょうけれど、10歳過ぎたころから老犬の歯は抜けてきます。いきなり抜けるのではなく・・・時には奥歯がブラブラとして抜けきらずに、苦しそうに前足で口元をカリカリする子もいます。そんなとき、私は口の中に手を入れて奥歯を抜いてあげます。嫌がりますけど、抜いてあげたほうがスッキリするのです。

やっとの思いで抜けた歯には歯石が付いています。でもその歯石が歴史を語っていて美しく感じます。 それらの老犬の抜けた歯は、私の宝物です ちょっとグロテスクでしょうか? 若いわんちゃんを飼っていらっしゃるあなた。いずれは遭遇するかも知れない 年老いてしまった子の歯です ↓ 何匹かの歯を(見つけた歯は)大切にとっています。

十数年間、食べ物をくだき、犬同士で噛みついて遊んだ・・・犬を守ってくれた歯です。老犬の歯がポロンととれるたびに、○○ちゃんを守ってくれてありがとうね とつぶやいている管理人です。右の2つは歯石ですが、歯石もいとおしくて捨てられないです。真ん中の丸いのは真珠です。いつもは、真珠ケースと一緒にいれていますので。

そして~上のケースに入っているのは、赤いケースには娘の乳歯。青いケースには息子の乳歯です。人間の歯も犬たちの歯も、私にとっては同じようにかけがえのない存在です。同じ家族です。犬の永久歯も普段は、大切にケースに入れています。

私のブログを読んでくださった愛犬家の方々~いつの日か、あなたの愛犬もこのように歯がとれていきます。私は自分で抜いたこともありますし、病院で抜いていただいたこともあります。麻酔をかけて歯の歯石を取ってもらったこともあります。そのような時、先生は・・・何本かの歯は役目を果たしていないから抜いた方がいいよ~と言います。

犬はドッグフードを食べるようになってからは、ほとんど飲み込んでいます。つまり歯が無くても食べることが出来るのです。病院にて歯石手術などをされた方で、先生から無駄な歯を抜いたほうがよいですと言われたあなた~その通りです。飼い主が抜くよりも病院で抜いてもらったほうが安全です。 できれば~愛犬の歯は、記念にと言うか大切な宝物として取っておくといいと思います。乳歯もちっちゃくて可愛いけど、永久歯も、その犬の歴史物で愛おしいですよ。

歳をとり歯が無くなってしまい・・・私がふやかして作ったおかゆのようなフードを一生懸命に食べてくれる老犬たちの生きる力を、何匹もの老犬たちが見せてくれています 歯が無くなってしまった子もいます。でも時間をかけながら一生懸命に食べています。どの老犬も完食しています。特別な食事ではなく、ドックフードをふやかしたご飯です。だから長生きしています。 私にとっては,老犬たちの抜けた歯は、お守りのようなものです。

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コメント (6)
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