滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

編集:市民運動ネットワーク滋賀・事務局(TEL:FAX077-522-5415)

【1110/171:環境ビジネス】びわ湖環境ビジネスメッセ開幕

2011-10-21 10:28:38 | Weblog
【写真:ビワコオオナマズをイメージした電気自動車「エコ・ナマズ号」=長浜市田村町】

■再生・省エネが今流/最多の308企業・団体

 国内最大級の環境産業総合見本市「びわ湖環境ビジネスメッセ2011」が10月19日、長浜市田村町の県立長浜ドームで3日間の日程で始まった。14回目の今年は県内外から過去最多の308企業・団体が出展。東日本大震災による福島第一原発の事故を受け、再生可能エネルギーや省エネルギーを掲げた展示が目立ち、初日から約1万2千人の来場者でにぎわった。

 会場は11ゾーンに分けられ、「新エネ・省エネ」ゾーンには全体の約2割にあたる60企業・団体が出展。竜王町の工務店は国産材を使った家造りによる自然との共生を訴え、長浜市の建築研究所は「地中熱」を利用した空調システムを紹介。ほかにも太陽光発電やLED(発光ダイオード)の開発商品や新規の小型風力発電システムなど、意欲的な展示が目立った。

 「産学官連携」ゾーンでは、ポリテクカレッジ滋賀(滋賀職業能力開発短期大学校)と滋賀経済産業協会に加盟する32企業が協力して開発した電気自動車「エコ・ナマズ号」が登場。ビワコオオナマズをイメージしたユニークな形が注目を集めていた。

 被災地の福島県からは、県産業振興センターと照明器具などの4企業が参加した。同センターの大津幸成・取引支援グループ課長(49)は「福島県内では、立ち入りが制限されている(原発から20キロ圏内の)警戒区域を除いて、9割以上の企業が再稼働して受注も震災前並みに回復している。このメッセを通じて復興をアピールしたい」と話していた。

(10月20日付け朝日新聞・電子版:同日付けその他各紙も報道)

http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000001110200002
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20111019-OYT8T01195.htm

最新の画像もっと見る