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脱ネガティブを計るべく、浮きつ沈みつ漂う女の戯言日記

大正ロマン人形展覧會

2012-12-09 | 好きなもの諸々
一年前に惜しまれつつも閉館した人形博物館「マリアの心臓」が、期間限定で
復活という事で、「大正ロマン人形展覧會」へ行ってきた。
場所は江戸川橋にある鳩山会館。あの鳩山一族の旧邸だ。

マリアの地下室から抜け出した人形達は、洋館の明るい陽光を浴びながら優雅な
空間の中とてもリラックスし、マリアの復活を喜んでいるように見えた。
鳩山邸は外装も内装も豪華で美しく、ここで生活していた人達がいるという事が
とても信じられないような空間だった。

今回の出品陣がまたすごい。
天野可淡、恋月姫、三浦悦子、四谷シモン、秋山まほこ、宇野亜喜良、丸尾末広
花輪和一、山本タカト、ハンス・ベルメール等々!
他にジュモーやブリュなどのアンティークドールや、日本の古い市松人形なども
あり、新旧様々なお人形達で賑やか且つ豪華の一言。

鳩山会館はロリータやゴシック系ファッションは禁止、ピンヒールも不可、大正
ロマンをイメージとした洋装やお着物などでいらして下さい・・とのお達しが事前に
あった為何を着て行ったらいいの!?と悩んだのだけれど、禁止なものはあるけどモガ
じゃなくても普通の服なら平気との事で一安心。
実際私が行った日にも、人形展をやってる事を知らなかった年配の観光客のグループ
の方も沢山いらしていて、皆さんごく普通のカジュアルな格好だったし。
せっかくだから思いっきりお洒落して行って楽しむのも、また素敵ではあるが。

今回ギャラリーではなくこのような場所での開催となっていたのが、また一段と
人形の魅力を倍増させ、濃密で充実した時間を過ごす事が出来たように思う。
限定ではないマリアの本格的な復活を、心から願って止まない。


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