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脱ネガティブを計るべく、浮きつ沈みつ漂う女の戯言日記

ジャンゴ 繋がれざる者

2013-03-10 | 本・映画
タランティーノ監督の「ジャンゴ 繋がれざる者 」を観てきた。

西部劇って余り得意じゃないな・・と思いつつ観に行ったのだけれど、これが
めちゃめちゃ面白かった!
始まりから終わりまで飽きるヒマがない。グイグイ引き込まれて魅せられた。

ジャンゴ役のジェイミー・フォックス、私のタイプではないはずなのにすごく
カッコイイ。こういう泥臭い力強さもいいなと思った。
惚れた女は俺が命がけで守り抜くぜ・・みたいな典型的な男らしさ。

賞金稼ぎの医師役クリストフ・ヴァルツ、悪役農園主のレオナルド・ディカプリオ、
恐怖の執事サミュエル・L・ジャクソンと、個性溢れ俳優陣で見応えたっぷり。
タランティーノもラストの方でちらっと出演。



印象に残ったのが、最初の方で襲撃してきた覆面の農場主達を返り討ちにするシーン。
馬で走り去り逃げようとする親玉をジャンゴが遠くから銃で狙うのだけれど、玉が
当たったところは映さず、落馬して崩れる人物と返り血を浴びて赤く染まり走る白馬
だけが映り、射止めたという事がわかる。
その他はバンバン銃をぶっ放して人がどんどん流血して吹っ飛んで死ぬので、余計に
この間接的な表現が印象に残ったのかもしれない。

痛快西部大活劇。ぜひご鑑賞あれ!