Moving

脱ネガティブを計るべく、浮きつ沈みつ漂う女の戯言日記

愛されない

2010-10-17 | 戯言あれこれ
子供の頃、私は愛されなかった。

いやそれは今になってわかった事だが、愛されていなかったのではなく
愛を感じられなかったのだ。

自分の周りに愛は存在していたはずなのに、当時は全くそれが
見えなった。
ダメな自分は誰からも愛されないのだと、そんな想いばかりが胸を
占めていた。
子供ながらに感じる孤独と絶望。
いつしか私は愛を欲している事を表面には出さず、内側でどんどん
ひねくれた感情を培養して行った。

寂しいのに歩み寄れない。
常に仮面を被り素直な感情を表に出せない。
愛したい、愛されたい気持ちでいっぱいなのに。

私は好きな人が出来ると相手にそれを精一杯伝えようと思う。
自分にそうして貰えるととても嬉しいから。
馬鹿みたいでもみっともなくても、その想いで自分はいっぱいだから。
オノロケ日記が良い例だ(笑)
そして加減がわからなくなる。
自分はひどく鬱陶しいんじゃないかと・・・。

青桐ナツの漫画「flat」を貸して貰い読んだ。
超マイペースな高校生平介と、気持ちを表現するのが苦手な従兄弟の保育園児
秋のストーリー。
秋の言動はじれったくも切なく、胸を刺して止まない。
誰かに必要とされる事、認められる事の重要さ。
あぁ、私はここに居る事の意味が欲しかったのだと改めて思う。
ただ抱きしめて貰いたかったのだと。
いつまで経っても、精神年齢は保育園児並なのだろうな(笑)