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脱ネガティブを計るべく、浮きつ沈みつ漂う女の戯言日記

嫌われ松子の一生

2006-07-09 | 本・映画
昨日は映画「嫌われ松子の一生」を観に行った。
自分と松子にダブるところが多く、観ていてとても泣けてしまった。
最近知り合いになった方と初めて一緒に観るのに選ぶ映画としては、
ちょっと失敗だったかも。
恥ずかしいしメイクもくずれる~(笑)なんて気にしながら、涙を
堪えながらスクリーンを見つめていた。でも気がつくと勝手に目から
ぽろ~っと・・・。
中学校教師が窃盗事件からソープ嬢、ヒモを殺して服役、全てが嫌に
なり世捨て人・・・松子の歩んだ人生は転落と言われるものかもしれ
ないけれど、いつでも彼女はただ一生懸命に生き、そして愛していた。
何があろうと、不器用だけれどひたすらに。
私より先にこの映画を観た同僚は「自分にはイマイチで泣けなかった。」
と言っていたのだけれど、きっと彼女は松子みたいな人生とは無縁の
生活を送っている人なのだろうなぁと思った。
多分それが普通なのだろうけど。
私には松子が言われた台詞もこぼした台詞も重なるものが沢山あって、
自分の事のように胸が痛くなった。
でも、これ同僚には言えないね(笑)
私と松子との違いは、それでも私は一人じゃないって事だ。
愛するものを無くしても、何度失望しても絶望しても、支えてくれる
家族がいて守るべき者がいる。
だから私は今こうしてやっていられるのだろう。
私の神様はどこかにいるのだろうか。
私も誰かの神様になれるのだろうか?

一緒に映画を観た方から、おみやげとして焼き菓子を頂いた。
近所のケーキ屋さんで買った・・との事だったけど、少し遅い誕生日
プレゼント!?
マドレーヌとフロランタン。予期していなかったので、何だかと~っても
嬉しかった。惚れちゃうかも(笑)
朝、目ざとく見つけた子供に早速食べられちゃったよ~~。
残りはお母さんのだからあげません!(笑)