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1万円札を作るのに、1万円を借金する日本政府。

2017-11-30 20:35:43 | 日記
あたなの預金口座の1万円も、手元の1万円札も同じ1万円ですよね。

国立印刷局によると1万円札を1枚作るのに15円ぐらいらしいです。

それを日銀が買い取って発行という形で流通させています。

しかし、政府が1万円を作るときには、1万円かかるのです。こう言うとおかしいと気づくのですが、

毎年50兆円分の国債を売って、50兆円を作っているのです。こう言うとおかしいことに気づかないのです。



通貨を作るのに、なぜ莫大な借金をしなければならないのでしょうか?

私にはわかりません。

日本経済がおかしくなった理由の1つが通貨の発行の仕組みだと思われます。

これが財政赤字の原因なのです。

日本政府は紙幣は作ることができなくて、硬貨を作ることができるみたいなので、

50兆円玉を造幣局に作らせて、日銀に渡せばよいだけです。

これは1円玉などの普通の硬貨を作る方法と一緒で、昔ながらの方法です。

そしたら日銀の政府口座に50兆円って書き込まれるだけです。

製造コストはデザインを決めたりするので、数十万円だと推測できます。

そうすれば、莫大な借金をして通貨をつくるなんてことは、必要ありません。

たぶんですが、政府は紙幣の発行ができないために、国債という裏技に手を染めたのではないでしょうか? 



国債というのは、短期的に通貨を増やしてよいのですが、長期的にみると利子がかさみます。

1000兆円の国債の利子が1%でも10兆円。

これは銀行業や保険業の収入になり、銀行にたくさん預ければ預けるほど利子がつく。

高い保険に入れば入るほどその分の補償になるのです。金持ち優遇政策ですね。

また、銀行や保険の人は高給取りですよね。

貯蓄を増やす原因のところに金を流すのはデフレを加速させます。



そうそう、デフレになるのは、貯蓄通貨量の増加が原因でしたね。

状態による通貨量の式で言うと

交換通貨量↓(2) = 発行通貨量 - 貯蓄通貨量↑(1)

みなさんが貯蓄を増やしているので(1)、支出が少なくなる(2)。

誰かの支出は誰かの収入であるので、給料も少なくなる(2)。



なので、発行通貨量を増やして(3)

公共事業や社会福祉などで交換通貨量を増やす(4)

交換通貨量↑(4) = 発行通貨量↑(3) - 貯蓄通貨量

ここの発行通貨量の増加を50兆円玉で行えば、借金を増やさずに交換通貨量(GDP寄与)を増加できます。

3年もコレを行えば、インフレになり、企業の借金による投資が増え、

信用創造通貨が増えることにより(5)、発行通貨量が増え(6)、

発行通貨量↑(6) = マネタリーベース + 信用創造通貨↑(5)

持続的にインフレの状態を保つことができる。



昔ながらの通貨発行の仕組みに戻すだけで、日本はデフレから脱却できるのです。

国債発行という金持ちの貯蓄通貨に利子を付ける愚行をやめるのです。

年間10兆円以上貯蓄通貨を増やしているのですよ? そりゃデフレになりますよ。



こんな単純なことを理解できないのが、今の日本なのです。

毎回30人の読者よ、ありがとう。著者


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