6月8日に立てたトピック「検証:雅子様の着回し、美智子様の衣装道楽」は、多くの方に閲覧いただきました。当ブログへ検索エンジン経由で訪問される方は多いのですが、キーワードで最も多いのは、いまだに「雅子様 オランダ ドレス」です。オランダ公務時の雅子様のドレス(10年前の衣装着回し)が、いかに衝撃だったか物語っていると思います。
最近では、ねこ大好き様が当該トピを訪れ、雅子様の着回しを「おいたわしい」と書かれていましたが、同じ思いを持つ方は多いと思います。しかし、その一方、雅子様が「スーツやドレスを新調しないのは当たり前」と思う方もいらっしゃるようです。
ネットにはびこるアンチ東宮といわれる人たちは、貶め活動の一環としてそうした発言をしているので、看過あるのみですが、一般の方の中にも、そう思う方がいるようです。当該トピにピーコを名乗る方が書き込まれたコメントをご紹介します。
--------------------引用開始
・タイトル
質素とは違います
・コメント
ご公務をされていないのに、スーツの新調をすること自体おかしい話で、ドレスもそうです。我々の税金なんですよ。頭おかしいんじゃないんですか?
経費削減当たり前のことです。
ちゃんとご公務されていればまた違うと思います
--------------------引用終り
当ブログは、反東宮活動として行われているネットやマスメディアの言論を検証するために立ち上げたものですので、その検証にそぐわないコメントは原則として掲載しておりません。このコメントも非公開とさせていただきましたが、貶めるための悪口雑言とは少し違っていて、まじめにそう思っておられるふしがあります。
ピーコさんの思い込みを解くために、「公務とは?」「経費節減とは?」などなど、もう一度確認しておくべき事柄は多そうです。
どうぞ、あなたのご意見や情報を、お寄せください。
<追記>
ピーコさんへのコメントが寄せられているさなか、今度ははっきりとアンチ東宮とラべリング可能な投稿がありました。「マザゴザマー」を名乗り、公務をしないのだから叩かれて当然というご意見です。
--------------------引用開始
どっかのコメントでカミラがどうのこうの書いてた人いるけど
カミラは年間200日公務してるよ
キャサリンは妊婦なのにもっと働けホリデーしすぎと叩かれてる
公務はしない、遊びは皆勤賞の雅子がイギリス王室のメンバーだったらどんだけ叩かれるか想像できますね
--------------------引用終り
この中傷の仕方(公務はしない、遊びは皆勤賞)は、反東宮派の定石であると同時に、マスメディアの叩き方の定番でもありますね。通常は非公開対応をするコメントですが、間違っているにもかかわらず、あまりに大手を振って罷り通っている叩き方であると思いますので、どこがおかしいのか、明らかにしておきたい思いがつのり、ここに追記させていただきました。
こうした主張のどこが間違っているのか、あなたのご意見や情報を、お寄せください。
最近では、ねこ大好き様が当該トピを訪れ、雅子様の着回しを「おいたわしい」と書かれていましたが、同じ思いを持つ方は多いと思います。しかし、その一方、雅子様が「スーツやドレスを新調しないのは当たり前」と思う方もいらっしゃるようです。
ネットにはびこるアンチ東宮といわれる人たちは、貶め活動の一環としてそうした発言をしているので、看過あるのみですが、一般の方の中にも、そう思う方がいるようです。当該トピにピーコを名乗る方が書き込まれたコメントをご紹介します。
--------------------引用開始
・タイトル
質素とは違います
・コメント
ご公務をされていないのに、スーツの新調をすること自体おかしい話で、ドレスもそうです。我々の税金なんですよ。頭おかしいんじゃないんですか?
経費削減当たり前のことです。
ちゃんとご公務されていればまた違うと思います
--------------------引用終り
当ブログは、反東宮活動として行われているネットやマスメディアの言論を検証するために立ち上げたものですので、その検証にそぐわないコメントは原則として掲載しておりません。このコメントも非公開とさせていただきましたが、貶めるための悪口雑言とは少し違っていて、まじめにそう思っておられるふしがあります。
ピーコさんの思い込みを解くために、「公務とは?」「経費節減とは?」などなど、もう一度確認しておくべき事柄は多そうです。
どうぞ、あなたのご意見や情報を、お寄せください。
<追記>
ピーコさんへのコメントが寄せられているさなか、今度ははっきりとアンチ東宮とラべリング可能な投稿がありました。「マザゴザマー」を名乗り、公務をしないのだから叩かれて当然というご意見です。
--------------------引用開始
どっかのコメントでカミラがどうのこうの書いてた人いるけど
カミラは年間200日公務してるよ
キャサリンは妊婦なのにもっと働けホリデーしすぎと叩かれてる
公務はしない、遊びは皆勤賞の雅子がイギリス王室のメンバーだったらどんだけ叩かれるか想像できますね
--------------------引用終り
この中傷の仕方(公務はしない、遊びは皆勤賞)は、反東宮派の定石であると同時に、マスメディアの叩き方の定番でもありますね。通常は非公開対応をするコメントですが、間違っているにもかかわらず、あまりに大手を振って罷り通っている叩き方であると思いますので、どこがおかしいのか、明らかにしておきたい思いがつのり、ここに追記させていただきました。
こうした主張のどこが間違っているのか、あなたのご意見や情報を、お寄せください。
揚げ足取りのようで、申し訳ないのですが、引用されているピーコさんの投稿では、オランダ国王即位式への出席は「公務」ではないとのお考えでしょうか。
国賓として、国の代表としての出席にも関わらず、ドレスを新調しなかった(正確にはしてもらえなかった)ということは、相手国に対して礼を欠く行為と私は思います。
普段、公務(ピーコさんが言われる公務が何を指すかは不明ですが)をなさらない(現状は病気で出来ない)からといって、上記の対応はおかしなことと思います。
出席しない(できない)公務のためのスーツ、ドレスを頻繁に新調するのであれば、「箪笥の肥やし」を増やすだけで、経費削減を声高に叫ぶのは分かります。
しかし、今回はどうだったでしょう。
国の代表として出席される方のドレスです。ここに税金を使わずして、どこに使うのでしょう。
雅子さまのことを「税金泥棒」などとおっしゃる方もおられるようですが、それを言うなら、国家公務員・地方公務員の配偶者で専業主婦の方々も同様に「税金泥棒」ということになりませんか?
なぜ、雅子さまだけがバッシングされるのか理解できません。
「国家公務員・地方公務員の配偶者で専業主婦の~」のくだりです。
皇太子妃として○円との税金が使われているのであれば、上記の例えは該当せず、筋違いな意見でした。
コメントから削除して頂けると幸いです。
しかし、それならば、お子様方にも○円というように税金が使われているはずですから、悠仁さまが報道されないのは、それこそ税金泥棒ではないでしょうか。
ようこそ、おいでくださいました。ご投稿、ありがとうございます。
>皇太子妃として○円との税金が使われているのであれば、上記の例えは該当せず、筋違いな意見でした。コメントから削除して頂けると幸いです。
と、訂正いただきましたが、にゃあ様の最初のご投稿は、間違ってはいないのではないでしょうか。手元に『天皇家の財布』(森暢平著、新潮社)という本があり、それによりますと、天皇家(天皇皇后両陛下と皇太子様、雅子様、愛子様)の生活費を含む私的費用は、ひとくくりに「内廷費」でまかなわれています。宮内庁ホームページによると、平成24年度の内廷費は3億2,400万円。これがいわば、天皇ご一家の年収なのですね。森氏は、次のように書いています。
「大雑把な言い方だが、天皇家へのサラリーと考えると分かりやすい。国の予算ではあるが、天皇家に渡った後は私的な費用となる。その点で国家公務員の給与と同じだ。美智子さまのピアノの修理代、皇太子さまの山登り用品代、愛子さまのベビーカー代……などが内廷費から支出される。」(同書p13より引用)
愛子様のベビーカー代というのは2003年発行本ゆえの例えですが(笑)、要するに天皇家のお財布は一緒で、美智子様、雅子様の衣装代も、ここから出ていることになります。雅子様へ「皇太子妃として○円」と支払われているわけではない、ということで。
いっぽう、宮家については、異なるようです。天皇家以外の皇族には「皇族費」が毎年定額支給され、宮家当主は3050万円、親王妃はその半額、成年の子は3割、未成年の子は1割とのこと。悠仁様には、皇位継承資格を持つ方ということで、また別途支給があるようです。
このことは、もう少し調べて書きたいですが、今は走り書きしかできない状況で、どなたか、より詳しい話を書いてくださると助かります。
公務は業務ではありません。
内廷費、皇族費の中には皇族としての品位を保つための費用も入っています。
公務に対して支払われる給料ではありません。
公務をされないのでスーツを新調しないというはおかしな話です。
公務であるなら皇族としての装いをすることは当然のことです。
オランダ即位式では10回は着まわしておられるドレスでのご参列でした。
ほんの数回の着まわしであればいいでしょう。
どんなに良いものでも年月を経て、何度も来ておられれば劣化します。
参列なさった他のプリンセスたちが流行にあった新しいドレスをお召しの中、日本の皇太子妃はその古いドレスをお召しでした。
見劣りしなかったのは妃殿下のお力であったと思います。
この即位式ご参列は招待状を受けての公務です。
公務に対してスーツやドレスを新調せず古いドレスをお召しでした。
出入国の際のスーツも以前にお召しのものでした。
これは経費削減でも公務をしてこなかった為に新調できなかったのでもないと思います。
準備の日数が足らないという報道もありましたが、ベアトリスク女王の退位の発表があれば次の国王の即位式があるのは当然です。
しかも新国王となるウィレム・アレキサンダー王太子は日本の皇太子殿下と親しい間柄です。
退位なさるベアトリクス女王は皇太子ご一家をご静養に招待なさった方です。
皇太子ご夫妻に招待状が来るのは自明の理ですし、両者の関係を考え宮内庁は対応すべきでした。
しかしお二人でのご参列を望んでおられたにもかかわらず宮内庁は雅子妃殿下の欠席を早々に伝えたと報道されています。
雅子妃殿下は公務をしないのではなく、させてもらえないのではないかと私は思っています。
公務をさせないと考えているからドレスをつくるつもりもなく、晩餐会は欠席と宮内庁が決定し、ティアラを出すこともなかったのではないでしょうか。
>内廷費、皇族費の中には皇族としての品位を保つための費用も入っています。
>公務に対して支払われる給料ではありません。
上記を読んで思い出したのですが、黒田清子さんがご結婚された際にも、同様の理由で持参金が出されていたかと思います。
黒田清子さんは内親王時代に公務をなさっていたから、とおっしゃる方も出てくるのではないかと思いますが、これはおかしな話です。公務に対して支払われるのであれば、内親王としてお過ごしだった時点で支払われている訳ですから。
ご病気でご公務が出来ない皇族であっても、品位を保つための費用は必要であって(会社で言うならば、必要経費といったところでしょうか)、雅子さまにスーツを新調しないというのはまったくもっておかしな話です。
明らかに宮内庁の策略としか思えませんね。
http://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/kunaicho/yosan.html
皇室経済制度に関する資料です。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kousitu/dai4/4siryou2.pdf
「皇族費」(外廷皇族のお手元金)は、当主が3050万円、その配偶者は半分で1525万円、成人したお子様は915万円、未成年のお子さんは305万円。女性宮家の当主になるのと、未婚の成年皇族なのとでは、全然支給額が違いますね。
三笠宮家の場合は女王さまなので、当主になると2135万、成年皇族のままだと640万5千円となります。
皇室費の推移です。平成になってからどん、どん、と二回内廷費の改訂があったことがわかります。
(平成2年と平成8年)
内廷皇族の数自体は、平成元年5人、平成2年4人、平成6年に5人、平成13年6人、平成17年5人、と言う風に推移しています。
http://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/kunaicho/pdf/yosansuii-h24.pdf
内廷費は、天皇皇后両陛下、皇太子同妃両殿下、敬宮様のお手元金というだけでなく、侍従とか女官とか東宮職とかの人件費も関わっていたように思いますが、どうでしたっけ?
うろ覚えですみません。
天皇家と東宮家の財布はいっしょですので、皇太子妃が新しいドレスも洋服も何年も新調されない分、公務をなさる皇后さまがどんどん新調なさっているということなのでしょうか。
公務と衣装の関係をあまり強調すると、何だか公務のために衣装を新調するのか、衣装のために公務をどんどん入れるのか、わからなくなってきますね。
正しくは、平成元年6人、平成2年5人、平成5年6人、平成12年5人、平成13年6人、平成17人5人、となります。
平成はずっとデフレだったから、貨幣価値自体は変わっていなかったかな。
ちなみに、昭和は紀宮さま誕生(昭和44年)以降、ずっと7人だったわけですね。
すると、公務をしないので衣装を新調しないのは当たり前という意見はおかしいですよね。
皇后陛下、紀子さま、他の皇族方が衣装を新調しているにも関わらず、雅子さまがご公務でお召しになる衣装が新調されない。それはおかしいのではありませんか?
「経費削減」を要求するのであれば、雅子さま以外の皇族方が、ご公務の際にお召しになる衣装を新調することを控えるべきです。
さらに言うならば、ご公務自体を減らすのが一番の経費削減となるのですが。。。
必要なところに必要な分を使う、これが宮廷費の基本と考えますので、当然、オランダ国王即位式への出席の際にお召しになる衣装に宮廷費を使うべきだったと思います。
ちなみに、この宮廷費、宮内庁が経理する公金です。
天皇の公的行為とは?
という特報がありました。
その中から一部抜粋します。
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天皇の行為は一般に国事、公的、私的などその他の三つに分けて解釈される。国事行為は憲法の定める天皇の「お務め」。
法令の公布や国会の召集、外国大使の接受など十項目が並ぶ。
外国要人との会見はそれには含まれない公的行為だ。
公的行為は明文化されておらず、宮内庁は「公的な性格を持つ行為。
国政の権能にかかわらないよう、国事行為に準じて内閣の助言と承認を受ける」と定義づける。
では、私的と公的とはどう線引きされるのか。
実はお金の扱われ方がヒントになる。
「天皇家の財布」の著者で、成城大の森暢平准教授(ジャーナリズム論)は情報公開制度で過去の資料にあたって探った。
すると、微妙な線引きが浮かんだという。
大相撲観戦は昭和天皇の時代には私的行為だったが、現在は公的行為に。
理由は不明。
天皇誕生日の祝宴は公費なのに対し、皇后誕生日は私費で賄う。
***********
この特報記事で考えてゆけば、美智子皇后の誕生祝賀会は私費なので、私的行為になるかと思います。
では、その時にお召しのドレスは私費で作られているのでしょうか。
もし公費で作られているとすれば、いわゆる公私混同になるのではないでしょうか。
大相撲観戦は、理由は不明という事ですが、平成になって公的行為となったので、公費が使われるという事になります。
では大相撲観戦を公務とするならば、いわゆるアンチの論理で考えてゆけば、観戦する時の陛下のスーツも美智子皇后の着物も新調すべきである、という考えになってきますね。
先のコメントで次のように書きましたが、知識不足の言葉足らずでした。
>天皇家のお財布は一緒で、美智子様、雅子様の衣装代も、ここから出ていることになります。
にゃぁ様が<経費削減と言うならば。>に書かれているように、「ご公務でお召しになる衣装」は、「内廷費」ではなく「宮廷費」から出るんですね。宮廷費はオフィシャル(公的)マネー、内廷費はプライベート(私的)マネーということで。
しかし、この宮廷費と内廷費の線引きは「ハブラシとヘアブラシほどの微妙さ」だそうです。ハブラシは私的な物だから内廷費で購入することは間違いないが、ヘアブラシは「身だしなみ」という公的な性格を考え、宮廷費で支出することも可能だそう。皇后と皇太子妃の衣装代についても微妙なところはあるようで、前掲書には次のように書かれています。
【引用開始】美智子様、雅子様の衣服は、私用は「内廷費」、公式行事用は「宮廷費」とされるが、服を完全に公使に分けているとは思えない。まして、靴下や肌着となると公私の区別は無理だろう。何を宮廷費にするかの判断は宮内庁任せだ。【引用終り。『天皇家の財布』p77より】
「何を宮廷費にするかの判断は宮内庁任せ」とはいっても、雅子様が正式にご招待を受けて出席されたオランダ即位式は、立派な公式行事であること明白ですから、とうぜん宮廷費から支出して衣装を誂えるべきものでした。いかに期日が迫っていたとはいえ、誂える意思があれば間に合わせられたはずですが、宮内庁はやる気ゼロでした。
それ以前に、 speranza様が述べておられるように、「皇太子ご夫妻に招待状が来るのは自明の理」であったのですから、宮内庁は余裕を持って準備するべきでした。しかし、雅子様には「出席させない」意向を宮内庁は強固にもっており、衣装の準備は意図的に放置されていた可能性が強いと思います。まるで、衣装がなければ舞踏会に行けないだろうとシンデレラを追い詰める継母のよう。そんな悪意に負けず、古い衣装を堂々とお召しになって参加された雅子様は、ほんとうにご立派でした。
●内廷費の内訳:天皇皇后75%、東宮家25%
先のコメントに、<天皇家のお財布は一緒で、雅子様へ「皇太子妃として○円」と支払われているわけではない>と書きましたが、これも訂正が必要です。内廷費としての予算はひとくくりですが、それが細分化されて個々に充てられているようです。前述『天皇家の財布』に、次のように書かれています。
【引用開始】一九一三(大正二)年度の『帝室統計書』から、神事費、宮廷内費、恩賜の決算を抜き書きしてみた(表8)。興味深いのは、宮廷内費(引用者注:天皇と内廷皇族の日常生活費)が、御費(天皇の費用)、皇后宮費、皇太后費、東宮(皇太子)費…と一人ひとりに細分化されていることだ。天皇家のメンバーごとに予算が割り当てられ、それぞれに使途が決まっている。このやり方は現在も引き継がれ、雅子さま用の「皇太子妃費」、愛子様の「敬宮御養育費」などの項目があるようだ。予算が別だから、お金に関しての嫁姑の苦労はない。=中略= 内廷費のうち、昭和天皇夫妻関係が七五%、皇太子(現在の天皇陛下)夫妻とお子さま関係が二五%だったという。今の天皇、皇太子の予算の区分もほぼこんな感じだろう。【引用終り。『天皇家の財布』p82より】
ということで、雅子さまには「皇太子妃費」があるようです。しかし、それはもちろん公務への報酬として?出されているものではなく、皇太子殿下の正室であられる方(皇太子妃)の私的生活費としての費用です。