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世界から笑われているぞ、自民党の受動喫煙対策議論

2017年05月16日 05時19分57秒 | 離煙ニュース: 国内編

世界の笑われものですよ、こんな茶番劇。

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受動喫煙対策まとまらず=今国会提出、厳しい情勢―自民部会

 たばこの受動喫煙対策を強化する法改正をめぐり、自民党は15日、厚生労働部会を開いた。小規模スナックやバー以外は原則禁煙とする厚生労働省案と、一定面積以下の小規模店に「喫煙可」「分煙」といった表示義務を課す妥協案について協議したが、意見集約できなかった。

 妥協案も規制推進派の反対で事実上の白紙に追い込まれ、改正法案の今国会提出は厳しい情勢となった。

 部会には90人近くが参加塩崎恭久厚労相が自ら厚労省案を説明したのに続き、田村憲久政調会長代理が妥協案を示した。妥協案は、望まない受動喫煙を防止▽飲食店はひとくくりに扱う▽表示義務を課す▽面積基準を設ける―の4点で、慎重派、規制派双方の幹部が8日に合意していた。

 しかし質疑でいずれの案にも異論が噴出し、特に妥協案に対して厚労省案を推す議員からの反発が相次いだ。渡嘉敷奈緒美部会長は会合後、2020年東京五輪・パラリンピックに間に合わせるには今国会での成立が必要との認識を示し、「合意案(妥協案)で一任いただきたかったが、振り出しに戻った。自民党でまとめられないと今国会で提出することはできず、かなり厳しい」と述べた。 

 受動喫煙対策を強化する健康増進法改正について、自民党は15日、厚生労働部会を開いて同党案の了承を目指したが、まとまらずに結論は先送りになった。次の部会は決まっておらず、党内の意見が集約できなければ、6月18日が会期末の今国会で法改正できない可能性も出てきた。

 焦点となっている飲食店の受動喫煙対策について、厚生労働省は延べ床面積30平方メートル以下のバー・スナック以外は屋内禁煙(喫煙室設置は可)としたい意向だが、自民党は反発。今月8日に茂木敏充政調会長とたばこ関連の議員連盟の代表らが協議して、飲食店に「分煙」や「喫煙」の表示を義務付け、業態を区別せず一定規模以下の店舗は規制対象外とする、厚労省より規制が緩い案をまとめた。

 しかし厚労部会では、この案にも「飲食店をひとくくりにすべきでない」「面積基準を設けるならデータを示すべきだ」などと規制賛成派、慎重派双方から異論が出て、合意に至らなかった。塩崎恭久厚労相も出席して厚労省案を説明したが、厳しい意見が相次いだ。

 渡嘉敷奈緒美部会長は終了後、報道陣に「振り出しに戻ったような状況だ。今国会への提出を目指すことに変わりはないが、ウルトラCがないと厳しい」と話した。塩崎厚労相は党との協議について「厚労省案のままいくことはない」と述べ、譲歩はやむを得ないとの考えを示した。【山田泰蔵、阿部亮介】

受動喫煙対策、自民案に厚労相が歩み寄り示す

受動喫煙対策、自民案に厚労相が歩み寄り示す

受動喫煙対策、厚労省案と自民党案

(朝日新聞)

 受動喫煙対策を強化する法改正をめぐり、自民党は15日、厚生労働部会を開いた。焦点となっている飲食店について、厚労省案と自民党案が説明された。意見集約はできなかったが、部会終了後、塩崎恭久厚生労働相は「まったく厚労省案のままでいくことはあり得ない」と述べ、自民党案に歩み寄る考えを示した。

 受動喫煙に関する部会は3カ月ぶり。約90人が出席し、法案提出へ向けて党内の調整を進め、協議をする方針を確認した。だがいずれの案にも異論が出て、渡嘉敷奈緒美部会長は「今国会での成立は厳しい状況になってきた」と話した。

 部会で、厚労省側は30平方メートル以下のバー・スナックを除いて原則禁煙とする案に理解を求めた。一方、自民党側は「望まない受動喫煙は防止する」としたものの、飲食店を喫茶店や食堂など業態に関係なく、ひとくくりにする案を主張。一定の面積以下の店は、「喫煙」「分煙」などと表示すれば、喫煙できる案を説明した。面積などの基準については今後、定めるとしている。

 受動喫煙対策をめぐっては、2020年東京五輪・パラリンピックに向け、世界保健機関(WHO)などが推進する「たばこのない五輪」実現のため、周知期間を考慮して、今国会での健康増進法改正が必要とされている。WHOの4段階評価で、日本の現状は最低レベルに分類されている。

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国民の健康向上のための受動喫煙被害防止法案なのです。それをぐちゃぐちゃにして、実質的にいまと変わらないままでいこうとする自民党議員たち。最低です。
 
塩崎厚労相にしても、ただでさえ世界水準から見たらお粗末な厚労省案をさらに骨抜きにして構わないというのですから、情けない。こんな人物が国民の健康を預かる厚生労働大臣だというのですから、恥ずかしい限りです。
 
それにしても、野党もだらしない。国民の8割以上がタバコを吸わないのですから、それを追い風に自民党のタバコ権益まみれの古臭い体質を批判すればよいのに、それもしません。
 
国会議員は、どこまでニコチン依存症なのでしょう。

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