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アメリカは、女性蔑視の国?

2007年04月25日 09時05分40秒 | 時事放談: 海外編
アメリカを理想的な男女平等国家であると思っている日本人が多いと思いますが、そうともいえません。彼の国でもやっぱり女性は虐げられているのです。

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米、収入で女性差別 同じ分野でも大卒男性の80%(産経新聞) - goo ニュース

2007年4月24日(火)16:25

 【ニューヨーク=長戸雅子】米国の大卒女性の収入は大卒男性に比べて低く、年を経るごとに格差が拡大していることが23日、女性教育支援団体の調査で分かった。

 米大学女性協会(AAUW)教育財団が発表した調査では、卒業から1年後の大卒女性の平均収入は同じ分野であっても大卒男性の80%で、10年後には69%にまで低下した。

 同財団は科学や数学を含め、あらゆる専攻科目で女性の成績の方が男性より上回っていることや、難関大学を卒業した女性とそうでない大学を卒業した男性の収入はほぼ同じであるとの調査結果を挙げ、「女性の学業面での成果が報酬に反映されていない」と指摘している。

 さらに勤務時間の長短や子育ての問題といった要素を考慮しても、格差の理由を十分には説明できないとし、企業側に女性差別意識が残っている可能性を示唆した。

 調査をまとめた同財団のキャサリン・ヒル氏はAP通信に「給与の違いはどんな選択をしたかの結果である」と断ったうえで、「雇用主には、若い女性は子供ができたら仕事を辞めるという思い込みがあり、そのため女性を昇進させない」と指摘している。

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1年後で男性の8割、10年後には7割弱というのでは、アメリカの女性もやり切れません。こうした女性労働者を軽視する傾向が、アメリカでの高いDV発生率や離婚率とつながっていることは言うまでもないことでしょう。

実際、アメリカの歴史を紐解くと、男尊女卑の思想が根強いことはよく分かります。アメリカのビジネス・スクールに入るためには受けなければならないGMATにはその手の問題がしばしば出されるくらいです。

何でもかんでもアメリカを手本にすることがないように、日本こそ女性に手厚い国にしていくべきなのです

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