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妊婦がタバコを吸ってはいけない理由

2015年01月13日 06時22分22秒 | 離煙ニュース: 科学編

妊娠したら、タバコと縁を切る。自分と赤ちゃんのために、このルールを必ず守りましょう。

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女性スモーカー必見:それでも喫煙する? 妊娠中にタバコを吸ってはいけないこれだけの理由(Mocosuku Woman) - goo ニュース

2015年1月12日(月)22:30
 
妊娠するとタバコを吸ってはいけない、というのは常識となりつつありますが、なぜ妊娠中の喫煙がダメなのでしょうか?ここでは、妊娠中のタバコの影響について簡単に解説します。

◆妊娠中の喫煙なぜだめなの?

妊娠中の女性がタバコをふかすごとに、胎児への酸素供給が一時的にストップします。これが断続的に続くことで、胎児の成長に大きな危険を伴うことが分かっています。
酸素供給が滞った分、成長が遅れ、低体重児が生まれることや、母体そのものの血流に滞りが起こり、子宮収縮による早期出産などにつながることもあります。
妊婦本人の喫煙だけではなく、周りの人の喫煙による副流煙でも同様ですので、妊婦さんの前ではタバコを吸わないようにしましょう。

また、喫煙が原因で、子宮内胎児発育遅延が起きた場合、発育が遅れたり奇形が起こる確率が上がります。また、早産で生まれた場合、体の臓器が未発達である分、視力が十分に得られない、言葉が上手に発せない、耳は聞こえているけれど言葉の意味が理解できないなど、神経発達障害を負う可能性が高くなります。

◆非喫煙妊婦と喫煙妊婦のリスク差

妊娠中に喫煙をしていた場合、低体重児の赤ちゃんが生まれるリスクは、喫煙をしていない方と比べて2.5倍にも膨れ上がります。
また、早産で赤ちゃんが生まれるリスクは、3.3倍にも及ぶのです。昨今では、NICUなどの周産期医療が拡充して新生児の死亡率が低くなりましたが、網膜が未発達で視力が得られないなどの先天性異常を負うことにもつながりますので、喫煙時のリスクを理解することが大切です。

◆乳幼児突然死症候群のリスク

出産時はリスクを免れても、妊娠中に常時喫煙をしていた場合、「乳幼児突然死症候群」という疾患で死亡するケースが多くなることが分かっています。この疾患は眠っている時に突然呼吸が停止し死に至る病気で、喫煙や飲酒が原因の一つだとされています。

◆喫煙し過ぎは良くない

妊娠期間中も喫煙を続けることで、生まれてきた子どもの学力にも影響を及ぼすことが分かっています。また、言葉の発音が上手にできない、落ち着きがない、キレやすいなど、成長するにしたがい、無視できない「気になること」が増えることも分かっています。これは1日に吸うタバコの本数が多いほど、割合が高いことが統計で明らかになりました。

◆妊婦自身の老化も早めます

タバコは、体の中のビタミンCと結合しやすいことが分かっています。ビタミンCは傷ついた細胞の修復や、細胞の増殖の仕事を担っていますし、体のサビを体外へ排出し健康を保ちます。タバコを吸い続けることで、元気な細胞が少なくなり、老化現象が一挙に進みます。出産後に体の調子を崩すこともありますので、気をつけましょう。
 
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喫煙でストレス発散と考えて妊婦の方はタバコを吸い続けるのでしょうが、とんでもないことです。子供に対しても、母体に対しても、マイナス要因しか生み出しません。
 
喫煙によるCOPDで死んだ実母は、喫煙するきっかけは悪阻を防ぐためだったそうです。そのためでしょうか、貧乏英語塾長を妊娠したときには、重篤な妊娠中毒症に苦しめられ、産後の肥立ちも悪く、塾長自身も黄疸になるなど病弱な赤ん坊でした。
 
健康な状態ですら、タバコのせいで体調を崩しやすいものです。ましてデリケートな妊娠中は、もっと深刻な健康被害を身体に与えます。妊娠したとわかった瞬間、妊婦の方は離煙生活に入ってください。

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