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母乳が、生活習慣病を防ぐ

2014年10月15日 06時08分09秒 | 時事放談: 国内編

やっぱり、母乳で育てることは重要なのです。

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脂肪燃焼、母乳で発達…東京医科歯科大教授ら(読売新聞) - goo ニュース

2014年10月14日(火)18:31

 東京医科歯科大の小川佳宏教授らは、母乳によって脂肪の燃焼機能が活発になる仕組みを発見した、と発表した。

 米国の糖尿病専門誌(電子版)に13日、論文が掲載された。

 胎児期や乳児期の栄養状態は、何らかの仕組みで記憶され、大人になっても影響を与えることが知られている。例えば、妊婦が過栄養や栄養不足だと、生まれた子どもが成人になってから生活習慣病になりやすい。ただ、その記憶の仕組みはよくわかっていない。

 研究チームは、出生直後のマウスの肝臓の遺伝子を解析。脂肪燃焼に関わる遺伝子は、脂肪が豊富に含まれる母乳を与えてしばらくすると、活発に働くように状態が変化することが分かった。この変化には、脂質と結合して働くPPARαと呼ばれる物質が必要だった。

母乳で育った子供は生活習慣病になりにくい!? 東京医歯科大仕組み解明(産経新聞) - goo ニュース

2014年10月14日(火)09:03

  脂肪を燃やす働きがある遺伝子が乳児期に活性化される仕組みを、東京医科歯科大の小川佳宏教授(内分泌代謝学)らの研究チームがマウスの実験で突 き止めた。母乳に多く含まれる栄養成分である脂質が活性化の引き金になるとみられ、母乳で育った子供は肥満などの生活習慣病になりにくい可能性を示す成果 という。米医学誌に論文が掲載された。

 研究チームは、脂質を認識するセンサーの役割があり、脂肪を燃焼させる遺伝子を活性化させる機能を持つタンパク質に着目。乳児期のマウスの肝臓で遺伝子の働きを詳しく調べた。

 このタンパク質を遺伝子操作で作れないようにしたり、働きを活性化させる薬剤を母乳に入れたりして分析。その結果、このタンパク質がDNAのメチル化という現象を消失させ、脂肪を燃焼させる遺伝子が活性化されることが分かった。

 脂質が豊富な母乳で育てると、このタンパク質が機能しやすくなることが知られていたが、遺伝子レベルでのメカニズムは分かっていなかった。母乳に含まれる脂質は乳児の栄養成分として重要なだけでなく、成人になってからの健康にも深く関わっている可能性があるという。

 小川教授は「乳児期の栄養を調整し、生活習慣病になるリスクを減らすなど新たな医療の手掛かりになる」と話している。

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貧乏英語塾長は、母親が身体が弱かったために、母乳で育っていません。ひょっとすると、それが生活習慣病に罹患した理由なのかもしれません。幸い、子供たち3人は、妻が母乳で育ててくれたので、おそらく生活習慣病にはならないことでしょう。ありがたいことです。

母乳で育てるか悩んでいるお母さんには、ぜひそうしてあげてくださいとお願いしたいところです。乳幼児突然死症候群で赤ちゃんを亡くす可能性も、肥満児にして生活習慣病にする可能性も低減できるのですから。


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