夢と希望と笑いと涙の英語塾

INDECという名の東京高田馬場にある英語塾で繰り広げられる笑いと涙の物語
新入会員募集中!

「高倉健」は、「ガオツァンジエン」ではない!

2006年01月06日 08時40分44秒 | 高倉健
日本では今月28日から全国公開される『単騎、千里を走る』。健さんファンのゴウ先生、短い首を長くして待っております。

この映画、すでに公開されている中国ではヒットしているようなのですが・・・。

**********

【中国】 テイクオフ:張芸謀監督が高倉健さん…[社会] (NNA) - goo ニュース

2006年 1月 5日 (木) 03:00

張芸謀監督が高倉健さんを主演に迎えた映画「単騎、千里を走る」を見に映画館へ足を運ぶと、老若男女、幅広い年齢層の観客がシートを埋めていた。こちらで「ガオツァンジエン(高倉健)」と言えば、30年前の映画「君よ憤怒の河を渉れ」で誰でも知っている有名人。上映後、涙にぬれた目をこすりながら観客が「いや~、高齢なのに“しゃん”としてるね」「すばらしい」と称賛する声を聞き、日本人として自分が褒められたような気分になった。

「韓流」ブームの昨今の中国。最近は映画界でも韓国人俳優の起用が目立つ。こちらは若手が人気で、流行はほぼリアルタイム。一方、日本の若手芸能人の名はそこまで浸透していない。何年経っても愛され続ける日本人がいることをうれしく思う反面、中韓の文化交流に一歩後れを取っているようで寂しい。(豆) <北京>

**********

健さんの中国語読みを初めて知りました。そうですか、「ガオツァンジエン」ですか・・・。「たかくらけん」じゃ、だめなのですね。

この辺の中国が持つ自己中心的な中華思想。ゴウ先生、辟易としてしまいます。相手の文化を重んじて、相手の名前を相手の流儀の発音で呼んでやる。文化交流の基本中の基本だと思うのです。いつになったら中国はこのような悪習をやめてくれるのでしょう。理解できません。

このような自己中心的な発想が都市部と農村部の所得の格差や内紛を生み、周辺諸国との軋轢を生み出しているだと、個人的には解釈しています。

そして、高倉健を「たかくらけん」と読んでくれる日が来るまで、ゴウ先生は中国に対する警戒心を解くことができないのです。

++++++++++

なお、裏ブログ「映画と本と音楽にあふれる英語塾」には「三菱UFJの中国進出戦略」というタイトルで「気になる英語表現」の記事を書いています。どうぞご参照ください。こちらをクリック→http://blog.indec.jp

++++++++++

健さんの名前を中国人民に知らしめた『君よ憤怒の河を渉れ』。決して高い完成度をもっている作品ではありませんが、エンターテインメント性は高い映画です。健さんも若いし、相手役の中野良子もセクシーです。

ちなみに、監督は、『男たちの大和/YAMATO』の佐藤純彌!男臭さあふれる演出ぶりです。健さん、唯一の大映映画作品。一度ご覧になってください。

君よ憤怒の河を渉れ

ジェネオン エンタテインメント

このアイテムの詳細を見る



コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 世界に伝播された、日本スケ... | トップ | 総合国力は、中国が日本の上? »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ありがとうございました (セネガル)
2006-01-07 14:25:02
相手の文化を重んじる事の重要性を改めて痛感致しました。



原理原則に立った上で、お互いの主張を重ねていかなければ、国際社会の中でしっかりとした発言力を持つことも出来ないと感じます。



記事をご紹介いただき、ありがとうございました。
返信する

コメントを投稿

高倉健」カテゴリの最新記事