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井山七冠、王座戦を3連勝で防衛、七冠堅持

2017年11月21日 02時38分46秒 | 囲碁

惚れ惚れするくらい強い井山七冠です。

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井山7冠がタイトル防衛=囲碁・王座戦

 囲碁の7大タイトル(棋聖、名人、本因坊、王座、天元、碁聖、十段)を独占する井山裕太7冠(28)に、一力遼八段(20)が挑む第65期王座戦5番勝負第3局が20日、神戸市で打たれ、白番の井山が174手で中押し勝ちし、3連勝でタイトルを防衛した。井山の通算タイトル獲得数は47となり、故加藤正夫名誉王座と並ぶ史上5位タイとなった。

 井山は今年初めから棋聖、NHK杯、十段、本因坊、碁聖、名人、王座の7棋戦で優勝し、自身の持つ最多記録に並んだ進行中の一力八段との天元戦5番勝負も2連勝中で、防衛すれば年間8棋戦優勝の新記録となる。

<囲碁>王座戦で井山が防衛 7冠復帰初戦をストレート勝ち

<囲碁>王座戦で井山が防衛 7冠復帰初戦をストレート勝ち

本因坊文裕

(毎日新聞)

 囲碁の第65期王座戦五番勝負(日本経済新聞社主催)第3局が20日、神戸市で打たれ、井山裕太王座(28)が174手で挑戦者の一力遼八段(20)に白番中押し勝ちし、3勝0敗で防衛した。7大タイトルを独占する井山は、7冠復帰後初のタイトル戦をストレートで防衛し、王座は3連覇、通算5期となった。

 第3局は序盤早々、白番の打ちやすい碁形になり、後のない一力の反撃を井山がねじ伏せて勝った。

 井山は先月の名人戦で高尾紳路名人(41)=当時=を4勝1敗で降し、囲碁・将棋界を通じて史上初めて7冠復帰を果たした。現在進行中の天元戦五番勝負でも挑戦者の一力を2勝0敗とリードしており、強さを見せつけている。

 一方、中国、韓国の棋士が優勢な国際棋戦でも、今月15日にあったLG杯朝鮮日報棋王戦準決勝で世界最強とされる中国の柯潔九段(20)を破って初の決勝進出を決めている。

 王座防衛後、井山は「これからも一局一局を精いっぱい打ち、直近の最大の目標であるLG杯に、少しでもレベルアップして臨みたい」と話した。【新土居仁昌】

井山3連勝で3連覇!!!――ゆるぎなき七冠【第65期王座戦挑戦手合五番勝負第3局】
日本棋院 2017年11月20日

 井山裕太王座に一力遼八段が挑戦する第65期王座戦挑戦手合五番勝負(主催・日本経済新聞社)の第3局が11月20日(月)に兵庫県神戸市の「ホテルオークラ神戸」で行われた。

 対局は10時から開始し、一力の先番。持ち時間は各3時間、残り5分前から1分の秒読みとなる。

 18日(土)の第2局に引き続き中1日置いて行われた本局だったが、またも濃密な内容の大熱戦となった。17時57分終局、174手完、井山の白番中押し勝ちで3連勝となり防衛を果たした。持ち時間各3時間の残り時間は黒番の一力が1分、白番の井山が2分だった。これで井山は3連覇、通算5期目の王座の獲得。一力は本シリーズ初白星を得られず敗退が決まった。

 井山は10月17日に挑戦手合である七大タイトルの2度目の独占を果たしたが、この七冠(棋聖・名人・本因坊・王座・天元・碁聖・十段)を堅持した。

 また、井山は今年のはじめから順に、棋聖戦・NHK杯・十段戦・本因坊戦・碁聖戦・名人戦・王座戦に勝利し、年間7棋戦での優勝を飾ったことになる。この記録は昭和39年の坂田栄男九段(二十三世本因坊坂田栄寿)、平成25年と27年に井山自身が達成しており、最多タイ記録。現在同時進行中の天元戦に新記録がかかっている。

 井山の通算獲得タイトル数は「47」となり、故・加藤正夫名誉王座と並び史上5位タイとなった。

 詳細は、主催の日本経済新聞社の報道と観戦記、王座戦特設サイト、週刊碁や月刊碁ワールドの記事にてお楽しみください。

両対局者のコメント

井山王座「序盤最初の戦いはまずまずと思っていましたが、黒47に切られた手が非常に厳しくて実戦だとよく形勢が判断できず、その後も良くわからなかった。白160のアテコミが利く形になって162にカカえた時にいけそうかなと思いました。(シリーズを振り返って)どの碁も紙一重ですが2局目ははっきり負けの碁だったので、非常に運が良かったと思います。今のベストは尽くせたと思うのでそれが良かったのだと思います」

一力挑戦者「序盤ちょっと打ちづらくしたかなとは思ってまして、黒67から切ってコウにしたが(白76、78に)出られて形勢は大変かなと思ってましたが、他の打ち方がわからなかった。一応、地を取って勝負のつもりだったが、(白88の)カケから実戦のシボられ方はダメそうです。難しくなる図もあったかもしれませんが基本は苦しそう。黒137の切りははっきりダメでしたが既に大変な形勢だったので...。(シリーズを振り返って)精一杯打った結果なのでしょうがないですけど、2局目の碁を勝てないようでは...」

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七冠、鬼のように強いです。一力八段をこれだけ圧倒するとは、信じられません。

七冠の次の対局は、今週の金曜日24日に福岡県宗像市宗像ユリックスで天元戦第3局。同じ一力八段との対局です。八段としては七冠は顔を観るのも嫌な相手でしょうが、がんばってもらいたいものです。もちろん、七冠は手綱を緩めることなく、勝ちに行くでしょうが。

それにしても、この過密スケジュールの中で勝ち抜く井山七冠、本当に恐れ入ります。

 


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