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地方議会は煙まみれ、32都道府県議会で喫煙可

2018年06月01日 05時18分59秒 | 離煙ニュース: 国内編

いやはや、何とも情けない状況です。

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屋内喫煙、議会の7割可 庁舎内は8割で完全禁煙
朝日新聞 2018年5月31日09時00分

 31日の世界禁煙デーを前に、自治体の受動喫煙防止の取り組みを47都道府県に聞いたところ、8割の38道府県が庁舎内を完全禁煙にする一方、議会の禁煙は3割の15府県にとどまり、7割の32都道府県で喫煙できることがわかった。民間施設も含む屋内の受動喫煙を独自の条例で規制しているのは3県で、具体的な検討は2都府にとどまった。規制が広がらない背景に、議員の喫煙を指摘する声もある。

 朝日新聞が47都道府県に書面と電話で取材し、全自治体が回答した。

 庁舎内を完全禁煙にしているのは38道府県。一方、庁舎に喫煙場所があるのは福島、群馬、東京、新潟、石川、愛知、熊本、宮崎、鹿児島の9都県だった。

 これに対し、議会は32都道府県で分煙も含めて喫煙可能だった。このうち23道府県では、庁舎は完全禁煙なのに、議会には喫煙場所を設けていた。議会棟に喫煙室を設けたり、各会派の判断で議員控室で喫煙できるようにしたりしていた。「議会は不特定多数の人たちが出入りする場所ではない」(神奈川県議会局)と理由を説明する議会が多いが、日本禁煙学会の作田学理事長は「庁舎は禁煙で議会は吸えるというのは明らかにおかしい。吸っている議員が多いことの表れで、自分たちに甘い体質が出ている」と批判する。

 一方、民間施設も含めた屋内の受動喫煙規制についても取り組みを尋ねた。

 独自の条例で規制しているのは神奈川と兵庫、広島の3県。2010年施行の神奈川と13年施行の兵庫は、学校や病院などの公共施設を禁煙とし、一定規模以上の飲食店や宿泊施設などには禁煙か分煙を義務づけた。いずれも違反した施設管理者への過料などの罰則を設けている。

 広島は罰則はないが、16年施行のがん対策推進条例で、公共施設のほかに金融機関や百貨店など一部の民間施設で屋内の受動喫煙防止を義務づけている。

 条例の制定を前提に具体的な検討を進めているのは東京都と大阪府。東京は20年の東京五輪・パラリンピックに向けて、従業員がいる飲食店を面積にかかわらず原則禁煙とする方針を4月に発表した。大阪では、誘致活動を進める25年万博に向けて、店舗面積30平方メートル以下のスナックやバーを除く飲食店を原則禁煙とする内容の条例制定をめざす考えを知事が表明した。

 このほか北海道や山口は罰則規定のない議員提案の条例を検討しているが、多くの自治体は、今国会に受動喫煙対策を強化する健康増進法改正案が提出されているとして、条例制定は検討していないと回答した。

<アピタル:ニュース・フォーカス・その他>

http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(楢崎貴司、吉川喬)

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欧米では、タバコもやめられない意志の弱い人間には政治を任せるわけにはいかないというのが風潮です。それなのに、日本の政治家(せいじや)は、国会議員も、地方議員も、スモーカーだらけ。まともな政治が行われないのも当然です。

日本国民の8割以上がタバコを吸わない時代に、その大多数の意見を反映できない政治家ども。話になりません。

このままでは日本から受動喫煙被害がなくなるのは、不可能。やっぱり自分の健康は、自分で守らないといけないようです。嗚呼。


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