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中国の海洋侵略を許すな

2011年06月18日 08時09分07秒 | 時事放談: 中国編

中国が、海洋権益を求めて近隣諸国にさらなる圧力をかけています。日本の民主党政府は、抑止できるのでしょうか。

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中国海軍が大規模演習 要員6割増、海洋監視も強化(産経新聞) - goo ニュース

2011年6月18日(土)08:00

 【北京=川越一】南シナ海や東シナ海における海洋権益をめぐってベトナムなど周辺諸国との軋轢(あつれき)が深まる中、中国海軍が最近、海南島周辺などで2回にわたって大規模演習を行ったことが17日までに、明らかになった。中国共産党機関紙、人民日報傘下の国際情報紙、環球時報(電子版)などが伝えた。

 同紙によると、中国海軍の南海艦隊は6日、水陸両用装甲車を使った装備の海上積み下ろし訓練を実施。前後して行われた揚陸艦や巡視艇など14隻、戦闘機2機が参加した演習は3昼夜に及んだという。

 また、国家海洋局当局者が英字紙、チャイナ・デーリーに明かしたところでは、同局は海洋権益保護を名目に、海洋監視態勢を大幅に増強する。計画では、現在約9千人の海洋監視隊要員を2020年までに約6割増の約1万5千人に増員。260隻以上が稼働している監視船も520隻に増やす。航空機も7機追加して16機とし、空からの監視態勢も強化する。

 同局当局者は、昨年発生した外国の船舶や航空機による権益侵害は1500件を超え、計110件だった07年に比べ急増したと主張する。しかし、これは中国側が主張する領有権に基づいた統計に過ぎない。

 外務省の洪磊報道官は16日の記者会見で「中国は南シナ海の平和と安定の維持に努力している」と繰り返したが、主権に関わる問題で譲歩することのない中国の“努力”は、周辺諸国には脅威としか映らない

南シナ海、神経戦 中国がシンガポールに巡視船、比は反発(産経新聞) - goo ニュース

2011年6月18日(土)08:00

 【シンガポール=青木伸行】領有権が争われている南シナ海では、中国とフィリピン、ベトナムの神経質で緊迫した動きが続いている。軍事演習の応酬に加え、シンガポールへ向け南シナ海を航行中の中国巡視船の存在が目下、“台風の目”となっている。

 中国の巡視船は、15日に広東省珠海を出港した「海巡31」(3千トン)。西沙、南沙両諸島の周辺を通過する航路を取り、約2600キロを航行した末に、19日にシンガポールへ寄港する。6日間停泊する予定だ。

 ヘリコプターも搭載した巡視船の航行は、重大な問題を提起している。具体的には(1)巡視船は監視活動をしながら南シナ海を通過する(2)外国船舶への検査も排除していない(3)こうした活動を伴う航行は、南シナ海の中国の「海洋権益と領有権」を認めることにつながる-とみられている点だ。

 このため、フィリピンは17日、フリゲート艦を南シナ海へ派遣した。ガズミン国防相は「わが国の領海内に、中国巡視船が『領有指標』を設置することも考えられ、軍は厳しく動きを監視する」と警告。米国との同盟関係を強調するアキノ大統領は16日、自国の軍事力を強化する意向を表明した。フィリピンは5月、中国が設置したとみられる領有標識を撤去している

 今後は、巡視船を受け入れたシンガポールに対するフィリピンなどの批判が、表面化する可能性もある。

 一方、米海軍は建造中の「沿海域戦闘艦」(LCS)をシンガポールに1、2隻配備する方針。LCSは小型戦闘艦で、対潜水艦・機雷能力、低探知性、戦術データ通信などの点で優れている。南シナ海における中国の活動活発化を受けた、米軍のプレゼンス強化の一環とみられている。

 ベトナムは実弾演習を実施した13日に、中国との軍事衝突に備え徴兵令を公布した。8月1日に施行される。徴兵令の公布、施行は1979年の中越戦争以来、32年ぶりで、深刻な情勢認識を象徴するものだ

 ベトナムでは、フィリピン政府が「南シナ海」の呼称を「西フィリピン海」としたのに続き、「東南アジア海」とするよう求める請願運動が活発化。中国が産卵期の8月1日まで漁業操業を一方的に禁止した、西沙諸島を含む南シナ海北部では、ベトナム漁船が中国側に拿捕(だほ)される事案が相次いでいる。ベトナム、フィリピンでは中国製品の不買運動も広がっている

南シナ海を「西フィリピン海」…中国に抗議の意(読売新聞) - goo ニュース

2011年6月14日(火)19:34

 【バンコク=深沢淳一】フィリピン政府は、中国と領有権問題で対立している南シナ海の名称を「西フィリピン海」に変更した。

 AFP通信によると、フィリピン外務省はすでに1日から、この名称を使っており、大統領府は「どう呼ぶかは各国の自由だ。名称も自然なものだ」としている。

 フィリピンは最近、中国が南シナ海のスプラトリー(南沙)諸島で新たに資源探査の準備を進め、フィリピン漁船の活動も妨害しているとして、中国への反発を強めている。名称変更により、領有権を強調し、中国に抗議の意思を示す狙いだ。ベトナムも南シナ海を「東海」と名付けている。

中国、海洋監視船を倍増へ 権益保護強化で520隻に(朝日新聞) - goo ニュース

2011年6月17日(金)19:43

 17日付の中国の英字紙チャイナデイリーによると、中国国家海洋局は海洋権益保護の強化のため、2020年までに監視船を現在の260隻から520隻に増加させることを決めた。監視隊員も約9千人から1万5千人にし、航空機も9機から16機に増やす。

 中国当局が領有権を主張する南シナ海や、沖縄県の尖閣諸島沖を含む東シナ海に重点的に配備される見通しで、周辺国との対立がいっそう深まるのは避けられそうもない。

 海洋局高官は同紙の取材に対し、10年の外国の船舶と航空機による権益侵害は1517件で、07年の110件と比べて増加しており、「主権を守るために装備を増強しなければならない」と強調した。また、東シナ海を管轄する浙江省舟山に新たに航空基地を建設していることも明らかにした。航空機も連動させて尖閣諸島付近での監視を強化する狙いがあるとみられる。(北京=峯村健司)

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邪悪な大国が強大な軍事力を使って近隣諸国に侵略する。過去何度も歴史において見られた事実です。それをいまさまざまな矛盾を国内に孕んだ中国が、その矛盾から人民の目を逸らすために、やろうとしています。

ベトナムやフィリピンは、本当に大変です。尖閣諸島を不法占拠されようとするいま、日本もこうした東南アジアの国々と協力して、中国の拡大戦略を止めなければなりません。

しかし、いまの民主党内閣は、ハトヤマもカンも、中国に媚びるばかり。一度も毅然とした態度を中国に示していません。まるで、中国の属国のよう。日本に「聖徳太子」はいないのか!と叫びたいくらいです。

カンの退陣がいつになるかは分かりませんが、この男に国を守る重要性など説いても無意味なので、次の総理に期待します。ですが、民主党にそれだけの人材がいるのかどうか。

内側に東日本大震災と原発問題、外側に中国・ロシア・韓国からの侵略問題。無能な政府のときに限って、問題は山となって押し寄せます。泣きっ面に蜂の国民は、どうすればよいのでしょう。

一日も早い解散・総選挙を切望します。そして、未熟で無能な民主党政権から成熟した有能な政府の成立を期待します。


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