「世界で最も過酷な400メートル走」が21日、札幌市の大倉山ジャンプ競技場で開かれる。ノルディックスキー・ジャンプの着地地点からスタート地点までを逆走で駆け上がる、飲料メーカー主催の「レッドブル400」。問われるのは、最大斜度37度の急斜面に屈しない脚力と、130メートル超の高さを恐れぬ勇気だ。

 2011年9月にオーストリアで第1回大会が開催されて以降、欧州を中心に25回開催されてきた。参加ランナーはのべ約1万6千人にのぼる。日本開催は今回が初めてで、札幌大会は個人戦、団体戦計400人の参加枠はすでにいっぱいという。

 個人戦で最速タイムを出した1人は、7月にドイツ南部のティティゼーノイシュタットである第1回世界選手権に招待される予定。トルコ人男性が持つ「世界記録」3分40秒01の更新はなるか。(吉永岳央)

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37度といったら、とんでもない斜度です。一歩足を踏み出すたびに心臓が激しく鼓動し、50mも行ったところでパンクしてしまうかもしれません。

しかも、最後は130mの高さ。極度の高所恐怖症である貧乏英語塾長にはとても耐えきれないことでありましょう。

よくも、こんな競技を考えつき、それに多くの人が参加するものだと驚いてしまいます。