こういうニュースを見ると、日本の保健行政の立ち遅れを痛感させられます。
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スペイン、バーやレストランも全面禁煙に
AFP BB News 2011年01月03日 13:19 発信地:マドリード/スペイン
【1月3日 AFP】スペインで2日、レストランやバーなど飲食店での喫煙を禁止する法律が施行された。児童公園や学校・病院の敷地内、ナイトクラブなども全面禁煙となった。
喫煙しながら友人たちと飲み食いし語らう「カフェ文化」が日常生活の一部になっていたスペインの人びとの多くにとって、飲食店の全面禁煙はショックの大きい出来事。そのためか、元日からの施行は避けられ、各店舗の窓やドアには2日未明に「禁煙」などの標識が貼られた。
2日、マドリード市内のカフェでは、たばこに火をつけようとして従業員に注意される愛煙家の姿も。路上でタバコを吸うことになったこの男性は「バカげている。分煙にするべきだ」と新しい法律への不満を漏らした。
スペインではすでに2006年1月から、職場や公共の交通機関、小売店内などでの喫煙を禁止する法律が施行されている。しかし、飲食店については経営者に禁煙にするかどうかの裁量を任せており、売上減少を危ぶんだ多くの店舗経営者が禁煙にしなかったため、効果がほとんどみられなかった。(c)AFP/Denholm Barnetson
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受動喫煙の被害を深刻に受け止めて、イギリス、フランスはとっくに飲食店を完全禁煙にしています。本当にヨーロッパは、たばこの被害について真剣に対応しているのです。
これに比べて、日本。どうしてこんなに遅れているのでしょう。二日前に紹介したように(「自民党よ、禁煙化で国民の心をつかめ」)、自民党は愛煙家が実権を握っているありさま。これでは、日本の飲食店が完全禁煙になることなど、遠い未来です。
松沢成文神奈川県知事のような政治家があと1000人くらいいてくれたら、あっという間に日本も変わるのですが……。離煙派政治家の台頭を切に願います。
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