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飲酒に甘すぎる日本

2006年09月01日 06時58分21秒 | 時事放談: 国内編
酒は好きですが、酔っ払いが大嫌いなゴウ先生、常日頃から当英語塾INDECの会員諸君には酒を飲みすぎるなと口酸っぱくなるほど申し上げております。

しかし、以前はほとんどいなかったのに、最近は度を越した飲み方をする会員が少しずつ増えてきました。団塊ジュニアの問題なのかもしれません。ゆとり教育の問題なのかもしれません。でも、一番の問題は、いつも申し上げている通り、日本全体が飲酒と喫煙に甘すぎるからだと思います。

遅すぎる発言のように聞こえますが、警察庁長官が次のようなコメントを出しています。記録しておきましょう。

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「日本は飲酒に甘い」 福岡の追突事故で警察庁長官

 警察庁の漆間巌長官は31日の記者会見で、福岡市で飲酒運転の車に追突され、幼い子供3人が死亡した事故に関連し、「日本は全体として飲酒そのものに甘い。法制的に手が打てるなら打つが、飲酒運転を絶対に許さないという風土ができあがるようなキャンペーンをする必要がある」と述べた。さらに同乗者が飲酒運転を許す場合について「飲酒したら運転しない、運転させないということを国民に徹底する施策を打っていかなければならない」と話した。
(08/31 18:22)

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まずもって、言葉使いが甘すぎます。先日の福岡の事件。あれを「事故」と呼ぶ体制がゴウ先生には理解できません。

酔っ払っているという自覚を持っていたくせに、友人と飲酒ドライブにしゃれこんだのです。覚せい剤中毒者が、拳銃をもてあそんでいるのと同じ状態です。

そういう22歳の青二才が犯した事件なのに、「事故」と呼ぶのです。まずは、そこから意識を変えなければなりません。

さらに、法体制が甘すぎます。3人の幼い子供たちを殺しているのに、現行法ではその青二才には最高20年の刑しか与えられないのです。

極刑もありえて当然な気がします。それが無理でも、量刑の加算が行われないのも解せません。3人を殺しているのですから、20年×3=60年という要求ができないものでしょうか。

さらに、同乗していたという友人にも相当の刑罰が与えられるべきでしょう。飲酒ドライブに応じたのですから。しかし、そうする法律がないのです。やれやれ。

というわけで、タバコの吸いすぎと酒の呑みすぎで生活習慣病となってしまったゴウ先生からひと言。悪くはいいません。タバコはきっぱりとやめて、酒はたしなむ程度におさめ、事の善悪の判断がつかないほど飲まないように絶対にするべきです。

先日のメル・ギブソンの事件といい、今回の事件といい、酒は麻薬の一種であるという現実をしっかりとわきまえておかないととんでもないことになります。

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