光れ稲妻☆応援blog

子供の入学を機にチームの応援とチームの観戦記を自分勝手に綴るブログです。

「Uの世代」国体はどこへ行くのか

2009-03-21 19:05:22 | 高校サッカー
ある選手の進路を気にかけていたら下のコラムを見つけました。(大変興味深いコラムです)
川端暁彦の「Uの世代」国体はどこへ行くのか(1/2)
川端暁彦の「Uの世代」国体はどこへ行くのか(2/2)

国体がU-16化されて、今年卒業の世代が第1期になる訳ですが、実際に気にかけていた選手(埼玉県内ではトップクラスの実力がありながら高校生活では思った程の実績は残せませんでした。そのプレースタイルは同年代浦和レッズ山田直輝に引けを取らないと評価する人もいます。残念ながら現制度の中でアピールする場に恵まれなかった。)の進路を聞くと、埼玉の場合も川端氏が既に(コラムが書かれたのが2004年9月)懸念していた状況が起きているのではないかそのように感じた次第です。
埼玉の場合も
・完全に中学時代に知られていた選手を集めた選抜チームになっていないか。(浦和レッズと大宮アルディージャからの選手がほとんど)
・U-17以降(正確にはU-16年代の9月以降)の埼玉県・地域レベルでのトレセン活動が死滅していないか。
・高校部活組みからの選抜は僅か。それも1学年上の早生まれの選手しか選抜されない。(過去3年間で部活組み8名のうち4名が早生まれの2年生)

結果、川端氏が懸念していた決して強くないチームに在籍している選手、高校に入学してから伸びた選手にとって刺激を受ける機会が失なわれ、必然的にその可能性を奪われていないか。アピールする場が失われていないか。大きな才能を秘めている逸材が未発掘となっていないか。
Jへのステップは最近の傾向として大学生の即戦力が求められており、上を目指す選手にとっては大学選びも重要になると思われます。
才能ある埼玉の選手が未発掘のまま終わらないような制度の構築、関係者に期待したいと思います。

それにしても高校部活を応援している者にとって、部活組みからの選抜入りが余りにも少ないですね。
これも、レッズ、アルデージャから中学時代に知られていた選手を集めた結果なんだろうと思います。
平成18年度第61回兵庫国体16名中 2名
平成19年度第62回秋田国体16名中 4名(4名中3名は早生まれの2年生)
平成20年度第63回大分国体16名中 2名(2名中1名は早生まれの2年生)
だけど、レッズ、アルデージャ主体で望んでも、国体での結果は今一つです。ここは部活組みからの選手も数多く選抜して欲しいものです。
因みに第59回埼玉国体第3位の時の出身チーム内訳は以下のとおりとなっていました。
浦和レッズ5名
大宮東4名
西武台4名
浦和東1名
市立浦和1名
伊奈学園1名
16名中11名が部活出身者、地元開催でそれなりの強化はあったと思いますが部活組みが多く選抜されたチームでも結果は残しています。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿