撮りさるく

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平成新山

2013-09-16 12:08:31 | 長崎
8月14日(水)、20分くらい雲が切れるのを待っていると


ロープウェイの妙見岳駅 1300m と妙見岳 1333mが望めるようになりました。


平成新山の下、火砕流が通った後や有明海がうっすらと見えます。

わたくしめは、運が良いという方でもなく、普段の行いが良いという訳でもない、一小市民でありますが


幸いな事に雲が切れて、普賢岳(左の緑の山 1359m)と平成新山(右の茶色いの 1483m)が見えてきました。


平成新山は普賢岳の山腹からの火山活動によってできた溶岩ドームによって形成された山であり、最盛期は1488mあったそうですが、その後若干縮んでおります。
平成新山形成の過程では頻繁な火山活動が起こり


1991年には大規模な火砕流が発生、報道関係者、警察官、消防団員、外国の火山研究者、タクシー運転手や地元住民、合わせて43人の方々がなくなられました。


火砕流とは簡単に言うと600℃を越える高温の熱風、煙の事だそうです。犠牲者の方々のご冥福をお祈り申し上げます。


新聞にあった地元の方の投稿だったと思うが「お山よ、もう怒るな」というフレーズが思い出されました。
人間が自然をコントロールする事は、今後いくら科学が発達しようともできないであろう。


そのうち、またもや雲が出てきました。


それでは、雲仙温泉街へと下る事に致しましょう。

以下次号