![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/6d/9da2bc82d1bbe1df43375586327919ab.jpg)
■2014.07.29 縦走9日目、最終日。
幕営地からご来光を見ることができるここのロケーションは最高。ただ悪天候では最悪の場所となる。
稜線では小屋泊の登山者がぎっしり並んでいる、よくもまあこれだけ来たものだと関心する。
俺もだが。
夜叉神~広河原の道路が土砂崩れ通行止めであまり人が入っていないと情報を得たが、別ルート(奈良田、北沢峠)経由で来たのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/6f/aea9b8d96519d6688149796e9a151be3.jpg)
テントを入れ撮影、こんな感じの場所です。
以前、仙丈ヶ岳山頂から北岳を見てこの肩にぜひともテントを張りたいと思ったのが昨日のようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/99/be415b15c13da0422346b37478e27545.jpg)
お日様は観音岳辺りから。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/ad/b294dfc8eb80a5ad10853442ea06c82c.jpg)
朝日を浴び背伸びする「キタダケソウ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/13/8271c257ee45f1a70a35d6174b1ad3f3.jpg)
テントを撤収し5時20分頃歩き出す。
この時間下山する人はいない。
小太郎山分岐にザックをデポしナップサック(100均-物)に水と昨日作ったアルファ米の赤飯おにぎりを入れ空身で小太郎山を目指す。
コースタイムは往復2時間30分。
小太郎山は北岳ー甲斐駒ヶ岳を繋いだ直線上に位置するピーク。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/97/04f34ea877e8146df3d3f319da399a57.jpg)
甲斐駒ヶ岳へ向かって歩く。
途中ルートが不明瞭な場所があるが尾根筋を行けばOK。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/95/57dc96d645b82995f5551891ae5c2a84.jpg)
6:45 小太郎山。
一時間弱で小太郎山、誰もいないと思いきや、百高狙いの年配者と途中合い百高山話で盛り上がる。
私はのこ小太郎山で94座残すところ6座となる。
最近ではこれをあまり意識せず、行きたいルートを目指している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/6d/9da2bc82d1bbe1df43375586327919ab.jpg)
北岳を見る。
この方向からに北岳が一番ピラミダルに見える、ここも中アの三ノ沢岳と同じで、下って登る。
結局このルートでは2名の登山者だけで静かな場所。
と言うより北岳へ登る1%もここへは来ないだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/e6/20a1b9604d818a1f7e2e1fbf999961d1.jpg)
日はずいぶん高くなっている。
鳳凰三山と富士山。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/c9/1b150b781b5285cbc1696132b9430118.jpg)
ここからの下山ルートはまだ通っていない白根御池小屋経由ルートで広河原へ
このルートは花が多い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/09/56e776d26cc214c7b03c51dda715be8a.jpg)
タカネグンナイフウロ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/0c/8c0bb63540d9ee2368c344fed0eddadb.jpg)
マルバタケブキ、ここでは咲いている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/f9/4e3bd75f4caecd114d7c9bc5afce7c7f.jpg)
イワオトギリ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/16/c97515d6f1c95f9d9c454faa679991a3.jpg)
ミヤマハナシノブ
可愛い花でこの花が好きになった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/7a/73f7aa475101dc460619566f0bf98aac.jpg)
シモツケソウ(開花前)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/9c/ddea2123568cdf9e673fa0fee75a1d63.jpg)
カンチコウゾリナ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/71/6119c1e71564159e715b24241d19e2cf.jpg)
サラシナショウマ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/b0/3b7c88301939869902eeb033069a150a.jpg)
ミヤマハナシノブ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/3e/712ae836c277694e5db93c008d378246.jpg)
白根御池小屋。
ジュースをもらいスタンプを押す。
受付の女性がスタンプ沢山集まっていますねと一言。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/1b/5901e33b6105215dd82f33212425dc62.jpg)
イワオトギリ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/ad/df6adeb41670977ad06bfafe35cd2df8.jpg)
木々の新緑が眩しい。
もうすぐ、広河原。
広河原山荘で横窪沢小屋から同じルートを来た同年代の登山者と最後の山話。
彼は北沢峠でもう2泊する。
少なくなった食料を彼にわたし広河原バス停へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/be/eb48f79a682f84cae3d4b88f0dadd0fb.jpg)
最後の吊橋を渡り終えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/59/86e1f298c4e2ed9c17fcb7c4089d0675.jpg)
今回は畑薙大吊橋からこの広河原吊橋までが私のルート。
ここに到着するまでに8泊9日要した。
無理な時間設定をしなかったのが良かったと思う、さらに予備日を3日持っているのでゆとりもあった。
当初体調を崩したが回復後は快調そのもの、これから逆走もできそうだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/af/ee0c094fc23cb63a177039c0073a56c2.jpg)
広河原にある碑、南アルプスの開祖。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/bf/6dee18155894846ad61eb5cc90bea7b6.jpg)
ここからは伊那市駅までバスを4本乗り換える必要がある。
2本乗り換え仙流荘着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/0a/a9e6d474060a458b6337e48885a16c26.jpg)
ここで最後のスタンプを押す。
多少もらいそびれた小屋もあるがこれだけスタンプが溜まった。
予定より早く着き、入浴時間に余裕ができたので9日間の汗をゆっくり洗い流しすっきりし着替えをする。
長谷村循環バスで高遠まで行きJRバスで伊那市駅まで、ここで泊まる予定をしたがそのまま帰る事に。
高速バスの16時は満員で18時の予約を入れる、空き時間が2.5時間ある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/45/cef28d34858e131f13ee57457aeaf115.jpg)
伊那市駅近辺の肉屋が経営する小さな串屋で祝杯をあげる事に。
まずは「ビール」。
串を適当に・・・
ほろ酔い気分で、串10本、コロッケ、ミンチカツなど食べる、店の若旦那との会話も楽しく更にいい気分に。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/e8/37620d44d508c3b15a13136af0a5fdba.jpg)
伊那市駅近くのバスターミナルから18時発の名古屋行きに乗車、車窓からは伊那谷の向こうに南アルプスが見える。
いい気分で名古屋着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/1d/9f2d789fe1e0452eaafeb724c16393da.jpg)
名古屋で更に乗り換え自宅へ。
いやー本当に楽しかった。
山で出逢った皆様本当にありがとうございます。
■南アルプス大縦走(8泊9日)撮影した写真
2014.07 南アルプス縦走 9日目:小太郎山を経由し下山
2014.07 南アルプス縦走 8日目:三峰岳・間ノ岳・北岳
2014.07 南アルプス縦走 7日目:塩見岳を超え熊ノ平へ
2014.07 南アルプス縦走 6日目:ダイヤモンド蝙蝠
2014.07 南アルプス縦走 5日目:天空の小河内避難小屋まで
2014.07 南アルプス縦走 4日目:百間洞から荒川小屋まで
2014.07 南アルプス縦走 3日目:聖岳・兎岳を超え百間洞まで
2014.07 南アルプス縦走 2日目:上河内岳を超え聖平小屋まで
2014.07 南アルプス縦走 1日目:横窪沢小屋まで
幕営地からご来光を見ることができるここのロケーションは最高。ただ悪天候では最悪の場所となる。
稜線では小屋泊の登山者がぎっしり並んでいる、よくもまあこれだけ来たものだと関心する。
俺もだが。
夜叉神~広河原の道路が土砂崩れ通行止めであまり人が入っていないと情報を得たが、別ルート(奈良田、北沢峠)経由で来たのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/6f/aea9b8d96519d6688149796e9a151be3.jpg)
テントを入れ撮影、こんな感じの場所です。
以前、仙丈ヶ岳山頂から北岳を見てこの肩にぜひともテントを張りたいと思ったのが昨日のようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/99/be415b15c13da0422346b37478e27545.jpg)
お日様は観音岳辺りから。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/ad/b294dfc8eb80a5ad10853442ea06c82c.jpg)
朝日を浴び背伸びする「キタダケソウ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/13/8271c257ee45f1a70a35d6174b1ad3f3.jpg)
テントを撤収し5時20分頃歩き出す。
この時間下山する人はいない。
小太郎山分岐にザックをデポしナップサック(100均-物)に水と昨日作ったアルファ米の赤飯おにぎりを入れ空身で小太郎山を目指す。
コースタイムは往復2時間30分。
小太郎山は北岳ー甲斐駒ヶ岳を繋いだ直線上に位置するピーク。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/97/04f34ea877e8146df3d3f319da399a57.jpg)
甲斐駒ヶ岳へ向かって歩く。
途中ルートが不明瞭な場所があるが尾根筋を行けばOK。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/95/57dc96d645b82995f5551891ae5c2a84.jpg)
6:45 小太郎山。
一時間弱で小太郎山、誰もいないと思いきや、百高狙いの年配者と途中合い百高山話で盛り上がる。
私はのこ小太郎山で94座残すところ6座となる。
最近ではこれをあまり意識せず、行きたいルートを目指している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/6d/9da2bc82d1bbe1df43375586327919ab.jpg)
北岳を見る。
この方向からに北岳が一番ピラミダルに見える、ここも中アの三ノ沢岳と同じで、下って登る。
結局このルートでは2名の登山者だけで静かな場所。
と言うより北岳へ登る1%もここへは来ないだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/e6/20a1b9604d818a1f7e2e1fbf999961d1.jpg)
日はずいぶん高くなっている。
鳳凰三山と富士山。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/c9/1b150b781b5285cbc1696132b9430118.jpg)
ここからの下山ルートはまだ通っていない白根御池小屋経由ルートで広河原へ
このルートは花が多い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/09/56e776d26cc214c7b03c51dda715be8a.jpg)
タカネグンナイフウロ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/0c/8c0bb63540d9ee2368c344fed0eddadb.jpg)
マルバタケブキ、ここでは咲いている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/f9/4e3bd75f4caecd114d7c9bc5afce7c7f.jpg)
イワオトギリ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/16/c97515d6f1c95f9d9c454faa679991a3.jpg)
ミヤマハナシノブ
可愛い花でこの花が好きになった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/7a/73f7aa475101dc460619566f0bf98aac.jpg)
シモツケソウ(開花前)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/9c/ddea2123568cdf9e673fa0fee75a1d63.jpg)
カンチコウゾリナ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/71/6119c1e71564159e715b24241d19e2cf.jpg)
サラシナショウマ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/b0/3b7c88301939869902eeb033069a150a.jpg)
ミヤマハナシノブ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/3e/712ae836c277694e5db93c008d378246.jpg)
白根御池小屋。
ジュースをもらいスタンプを押す。
受付の女性がスタンプ沢山集まっていますねと一言。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/1b/5901e33b6105215dd82f33212425dc62.jpg)
イワオトギリ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/ad/df6adeb41670977ad06bfafe35cd2df8.jpg)
木々の新緑が眩しい。
もうすぐ、広河原。
広河原山荘で横窪沢小屋から同じルートを来た同年代の登山者と最後の山話。
彼は北沢峠でもう2泊する。
少なくなった食料を彼にわたし広河原バス停へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/be/eb48f79a682f84cae3d4b88f0dadd0fb.jpg)
最後の吊橋を渡り終えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/59/86e1f298c4e2ed9c17fcb7c4089d0675.jpg)
今回は畑薙大吊橋からこの広河原吊橋までが私のルート。
ここに到着するまでに8泊9日要した。
無理な時間設定をしなかったのが良かったと思う、さらに予備日を3日持っているのでゆとりもあった。
当初体調を崩したが回復後は快調そのもの、これから逆走もできそうだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/af/ee0c094fc23cb63a177039c0073a56c2.jpg)
広河原にある碑、南アルプスの開祖。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/bf/6dee18155894846ad61eb5cc90bea7b6.jpg)
ここからは伊那市駅までバスを4本乗り換える必要がある。
2本乗り換え仙流荘着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/0a/a9e6d474060a458b6337e48885a16c26.jpg)
ここで最後のスタンプを押す。
多少もらいそびれた小屋もあるがこれだけスタンプが溜まった。
予定より早く着き、入浴時間に余裕ができたので9日間の汗をゆっくり洗い流しすっきりし着替えをする。
長谷村循環バスで高遠まで行きJRバスで伊那市駅まで、ここで泊まる予定をしたがそのまま帰る事に。
高速バスの16時は満員で18時の予約を入れる、空き時間が2.5時間ある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/45/cef28d34858e131f13ee57457aeaf115.jpg)
伊那市駅近辺の肉屋が経営する小さな串屋で祝杯をあげる事に。
まずは「ビール」。
串を適当に・・・
ほろ酔い気分で、串10本、コロッケ、ミンチカツなど食べる、店の若旦那との会話も楽しく更にいい気分に。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/e8/37620d44d508c3b15a13136af0a5fdba.jpg)
伊那市駅近くのバスターミナルから18時発の名古屋行きに乗車、車窓からは伊那谷の向こうに南アルプスが見える。
いい気分で名古屋着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/1d/9f2d789fe1e0452eaafeb724c16393da.jpg)
名古屋で更に乗り換え自宅へ。
山で出逢った皆様本当にありがとうございます。
■南アルプス大縦走(8泊9日)撮影した写真
2014.07 南アルプス縦走 9日目:小太郎山を経由し下山
2014.07 南アルプス縦走 8日目:三峰岳・間ノ岳・北岳
2014.07 南アルプス縦走 7日目:塩見岳を超え熊ノ平へ
2014.07 南アルプス縦走 6日目:ダイヤモンド蝙蝠
2014.07 南アルプス縦走 5日目:天空の小河内避難小屋まで
2014.07 南アルプス縦走 4日目:百間洞から荒川小屋まで
2014.07 南アルプス縦走 3日目:聖岳・兎岳を超え百間洞まで
2014.07 南アルプス縦走 2日目:上河内岳を超え聖平小屋まで
2014.07 南アルプス縦走 1日目:横窪沢小屋まで
ご無沙汰しております。長期縦走完遂、おめでとうございます。私の大好きな南アルプス、涎を流しながらレポを拝見させていただきました。充実した山行、羨ましいかぎりです。
今夏はポチと花の山を歩く予定でしたが、7/25に父が急逝してしまい、週末は諸々の用事があって、秋まで山には行けそうにありません。
当分は皆さんのレポートでバーチャル山行を楽しむことにします。次回山行も楽しみにしています。
お久しぶりですと言ってもトルコ周遊など楽しく見させて頂いております。
ご尊父様の逝去お悔やみ申し上げます。
しばらくは私のブログが役立ちそうですね。
やっぱり南アですね。