トドクロちゃんと山登り

自然が好きで日本アルプスと近郊の山登り。
高山植物や四季折々の花を愛で。
史跡・歴史・ドライブがすきな自由人です。

南アルプス北部 アサヨ峰・栗沢山

2023年08月24日 | データ
今年のテント山行は南アルプス北部で北沢峠から東西の山に登る。
昨年と同じなのは理由がある。
南アルプス林道バス終点の北沢峠から長衛荘テント場が近い。(15分)
まだ鎖骨のチタンプレートが取れていないので重装備の長時間行動避けたのが理由。
それとここはお気に入りの場所だからです。
●初日は入山と早川尾根の最高峰「アサヨ峰」
南アルプスの展望台、早川尾根の盟主。この頂からは南に北岳、仙丈ヶ岳、西に甲斐駒ヶ岳、北に八ヶ岳、金峰山、東に鳳凰三山や富士山と、眺望が良い。今回は湧く雲に浮かぶ甲斐駒ヶ岳でも見れたら。
●翌日は南アルプスの女王「仙丈ヶ岳」
夏の終わりの花と雷鳥など遭遇を期待。

今回は1泊2で山登り。
●ルード図
●標高データ。

■2023.08.22 深夜2:00に自宅を出発。深夜割引で高速利用
5時頃南林道バス発着所の仙流荘到着。
今年から駐車場は有料です。
既にザックで場所取りが列をなしている。
そこへ私もザックを置く。
んー どう見ても私のザックが一番ボロい(OSPLAY イーサ70L)
かれこれ20年ほど前のものだからな。
でも苦楽を共にした愛着のあるザックです。

定刻通り6:00にバス2台で出発。
6:45に北沢峠着。
長衛荘でテントの受付(1000円)をし設営。
今回はグランドシートを更新。建材のタイベックシート。
軽い、強い、防水浸透性が良いらしい。
7:40 栗沢山へ向けて樹林帯へ入る。
樹林帯を抜けた。
栗沢山までは尾根上の岩稜帯をよじ登る。
仙丈ヶ岳や北岳は雲の中で殆どの山が雲で見えない。
湿った空気が多く入っている。(予定通り)
9:28 栗沢山 尾根に出ると甲府側からのガスで真っ白。
何も見えません。

尾根は岩稜帯なので花は少ない。
タカネヒコダイ、イワカガミ、トウヤクリンドウ。
尾根から西側は青空が覗きます。
10:29 アサヨ峰。
尾根からの東側(甲府側)はガスが湧いている。
その甲府からのガスを早川尾根が遮っている。
まあ今回の天候では期待していませんでしたが雲間から鳳凰三山や富士山・八ヶ岳でも見れればと考えたの甘かった。

西側も山頂部はそれぞれガスが沸き隠れています。
かろうじて塩見岳。
アサヨ峰。ここで軽く食事。
早川尾根は静かで登山者には数名しか会わなかった。
アサヨ峰でポツンです。

栗沢山まで戻る。
ここから仙水峠まで下る。
途中ガス間から甲斐駒ヶ岳が・・・
ギリギリ見えたな。
早川尾根で遮られたガスは切れ込んでいる仙水峠に流れ込み甲斐駒ヶ岳を包み込む。こんな感じなのでしょうね。
13:24 テント場着

しばし近くを散策。
テント場に咲く花。
テントは20-30張り。
最近はモンベルやファイントラックなどのテントが増えた。
私はアライのエアライズ2。
沢で冷やした酎ハイを飲みながらしばしまったり。

17時頃から食事の準備。
日清焼そば1.5と赤だし、おにぎり。
最近これが定番。

山の一日は過ぎてゆく。

2011年に早川尾根縦走をしたが12年前でこの年は3月に震災があり電力不足で春から秋まで会社の休日が平日に変わった。殆どテニスはできなくなり、山へよく出かけた時期だった。
このときの記録は↓

展望の早川尾根(アサヨ峰・高嶺) - トドクロちゃんと山登り

■2011.09.13-142週続けての幕営縦走、目的のルートは先週行けなかった『早川尾根縦走』コースはバスで北沢峠に入り駒仙小屋から栗沢山へ直接登り、そこから早川尾根縦走へ入...

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未だに福島の原発事故は続いている。処理水排出が始まった。私が生きているうちに福島原発は廃炉になるのか。

日が暮れてからのテントの夜は長い。

明日の出立は早いのでそろそろ。

おやすみ。

今日のデータ
合計時間5時間56分(休憩34分含む)
距離:6.8 km
累積標高差:902m


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